小学生のためのインターネットの活用方法
１ コンピュータを使う前に知っておきたいこと…？ コンピュータを使おう…1 コンピュータを使おう…2 ・日本語入力を楽しく練習しよう…!!! 二人で楽しく練習する方法…？		２ コンピュータを使って調べよう…!!! 学習課題(はてな)を見つけよう…!!! 学習課題を調べよう…!!! インターネットを使って調べよう…!!! 調べたことを伝えよう…!!!
		・検索(けんさく)を使おう…!!! 検索を使っても出てこない…？　ポイントは、『キーワード』…!!!
３ 小学生にとってのネチケットって…？ メールを送ろう…!!!		４ ホームページを作ろう…!!!
小学生のための情報処理の四つの基本

・それぞれの項目については、矢印をクリックするとくわしい内容が分かります。

☆情報収集能力(じょうほうしゅうしゅうのうりょく…情報を集める力)

「調べてみたいこと」が決まったら、情報を集めなくてはなりません。どのような方法があるのでしょう。

• 学校では、まず、図書館や図書室の本などで調べることが多いようです。たとえば、→「くわしいことは、こちらです」→
• また、調べる内容によっては、本で調べるよりも関係がある人たちに話を聞かせていただくほうがもっとよく分かることがあります。その上、何度も教えてもらえることも多くなります。たとえば、→「くわしいことはこちらです」→
• 本がない。身近な人に聞けることではない。このような場合は、インターネットがとても役立ちます。もちろん、電話や手紙なども調べるときには役に立ちます。上の、「検索」や「ネチケット」、「メール」のところを見てください。

☆情報判断能力(じょうほうはんだんのうりょく…正しい情報かどうかを考えるのは、あなたです)

　インターネットだけでなく、さまざまな情報が私たちの身のまわりにあふれています。テレビや新聞、もちろん友達やほかの人から聞いた話なども情報なのです。「調べ学習」のときに、みなさんが図書館や図書室の本などで調べているのも情報です。

• これらの情報は、だれがつくっているのでしょうか？…それは、ふつうの人間です。
• そして、どの程度その内容は正しいのでしょうか。…すべての人間が正しい情報を伝えられるものではありません。このホームページも事実(じじつ)を伝えようといつも思っていますが、まちがえてしまうことがあります。もちろん、ほとんどのホームページは、事実を伝えるもののほうが多いのですが…。
• また、相手の判断(はんだん)を誤(あやま)らせるような情報はあるのでしょうか。…たくさんの意見(いけん)がある中から、自分に都合(つごう)のよいものだけを伝えている新聞やホームページを見ることがあります。…ある新聞には、私が内容を伝えたので写真があるはずがないのに、まるでそのときのようすを撮(と)ったような写真が載(の)っていました。また、ある市のホームページには、「あることがら」について「自然保護(しぜんほご)の人達が「賛成」の意見を載せていた。」とありました。しかし、その会の人達は、「賛成」の意見も「反対」の意見も両方(りょうほう)会誌(かいし)に載せていました。私は、両方を見ているので分かったのです。ねんのため、池田市のホームページではありません。

☆情報処理能力(じょうほうしょりのうりょく…選ぶ)

　たくさんの情報の中から自分にとって必要な情報を選び(えらび)、それをまとめることが必要になります。

• 学校では、ホームページの検索をしていると「先生、これプリントしていい。」という言葉をよく聞きます。ちょっと考えてみてください。プリントが必要な場合は、どのような時でしょう？それに、プリントをすることがあなたの情報を処理する力をだめにすることはないのでしょうか？…基本(きほん)は、自分で大切なことを、すぐに記録(きろく)できることです。

☆ 情報発信能力(じょうほうはっしんのうりょく…まとめたことを人に伝える)

　これまでは、自分たちの調べたことを発表するのは、学級の中だけが多かったようです。時には、学習発表会で発表することもあります。「総合的な学習」とともに、まとめかたもより豊かになってきているようです。これまでですと、「ノートに書いたものを言葉で伝える」・「模造紙などに書いて発表する」などが多かったようです。最近は、小さな劇(げき)や絵本・紙芝居(かみしばい)なども多くなってきています。コンピュータを使ってホームページで伝えることも多くなりました。

• インターネットの発達により、調べたことを全国の人たちに見てもらえるようになりました。子ども達が調べたことをまとめてホームページにしている学校もたくさんあります。ホームページ作りに役立つホームページもあります。