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猪名川の水生生物・ドラゴン公園-夏…北摂の生き物
(兵庫県川西市・大阪府池田市)

猪名川中流域での水生生物の観察の写真
2017年9月6日

オイカワ-コイのなかま
オイカワの写真
2015年11月1日

 泳いでいる様子を最もよく見る魚です。小さいときはオイカワと区別が難しい場合があります。大きくなると縦に線が一本(縦の線・魚では頭を上に縦と横といいます)あります。上の写真の線は縦といいいます。

カワムツの写真
2007年10月12日
 オスは大きくなると赤っぽく鮮やかになってきます。
オイカワの写真
2015年11月1日
 カワムツを上から見ると背びれの付け根が黒く見えます。また、その前(上)の部分は明るい黄土色をしています。
オイカワの稚魚の写真
2017年8月27日
 カワムツの小さな魚(稚魚・ちぎょ)はオイカワの小さな魚に似ています。オイカワの小さな魚は銀色によく光ります。オイカワのほうがうろこが小さいからだそうです。上の写真はカワムツの稚魚の写真です。

カワヨシノボリ-ハゼのなかま
カワヨシノボリの写真
2017年8月27日
 カワヨシノボリのオスの写真です。大きく成長したオスは鮮やかな色をしています。
カワヨシノボリの写真
2017年8月27日
 カワヨシノボリのメスとオスの写真です。上がメス、下がオスです。メスは大きくなっても色が淡い黄土色で模様がよくわかります。
カワヨシノボリの吸盤(腹びれ)の写真
2017年5.月20日
 カワヨシノボリの腹びれは吸盤(きゅうばん)になっていて、水槽の垂直な面にも張り付くことができます。一般的なハゼの腹びれはこのように吸盤になっているそうです。
カワヨシノボリの卵の写真
2016年7月31日
 カワヨシノボリのメスは上の写真のように水の中にある石の下に産卵をします。この卵の世話をするのはオスだそうです。食べ物を食べずに世話をするので卵がかえるころにはオスはやせてしまっているそうです。このような卵を見つけたときは必ず卵を下にして水の中にもどしましょう。ほかの生き物でもいっしょです。

ドンコ-ハゼのなかま
ドンコの写真
2014年10月25日
 ドンコの写真です。口が大きくほかの魚などを飲み込むようにして食べます。そのためほかの生き物とはいっしょに入れないようにしたほうがいいでしょう。
 ドンコもハゼのなかまですが原始的だそうで腹びれは吸盤(きゅうばん)になっていないそうです。

カマツカ-ハゼのなかま
カマツカの写真
2014年10月25日
 カマツカの写真です。川の底が砂になっている場所によくいます。

メダカ-メダカのなかま
メダカの写真
2011年9月6日
 メダカの写真です。ただし、池にいたメダカを撮影(さつえい)したものです。猪名川にいるメダカはもともと猪名川にいるものに、兵庫県川西市側、大阪府池田側、放したもの、ヒメダカなどが混じっています。(遺伝子(いでんし)が混じっているといいます)
メダカの写真
2017年8月27日
 猪名川にいたメダカの写真です。ただし、尾びれがボロボロになってしまいました。
メダカの写真
2017年8月27日
 メダカはほかの魚の小さいものと間違われます。最初の上の写真のように頭から胸にかけて横幅がある、上の写真のように目が背中側にくっつくようにあるので区別ができます。

カダヤシ-カダヤシのなかま
カダヤシのメスの写真
2009年8月18日
 上の写真はカダヤシのメスの写真です。メダカのメスとにています。背びれや尾びれが丸くなっているのでメダカと区別ができます。以前は猪名川ではあまり見ませんでしたが2015年前後にはとても多くなっていました。特定外来生物になっていますので持って帰って飼育をしたり、放したりすることができません。
 最近(2017年に書きました)はグッピーもいるそうなので、グッピーのメスはメダカよりもよく似ています。
カダヤシのオスの写真
2017年8月27日
 カダヤシのオスの写真です。グッピーのように腹びれが剣のように長くなっています。これでメスと交尾をします。メスのお腹の中で子どもがかえり、メスは卵ではなく子どもを産みます。
カダヤシのメスの写真
2017年9月6日
 稚魚を腹に入れていると思われるカダヤシのメスの写真です。グッピーも見られるようになっているそうなのでメスは同定に注意が必要です。ひれの配置で同定できます。グッピーのメスが見つかりましたら写真で説明します。
メダカとカダヤシの写真
2017年8月27日
 右上がカダヤシ、左下がメダカです。光の当たり方や周囲のようすで少し変わると思いますが、メダカのほうが黒っぽく光って見えます。

ウシガエル-カエルのなかま
ウシガエルの写真
2014年5月6日
 ウシガエルの写真です。親のカエルを川沿いで見ることは少ないのかもしれませんがオタマジャクシはよくみかけます。
ウシガエルのオタマジャクシの写真
2010年8月19日
 ウシガエルのオタマジャクシです。2年かけて大きくなります。大きなものをよく見かけます。これも特定外来生物に指定されていますので持ち帰ったり、飼育したりすることはできません。
 体中に斑点(はんてん)があり、丸い感じがするので覚えやすいオタマジャクシです。
 (下に写っているいるのはヒゲナガカワトビケラの幼虫です。数年前まではこの場所にもたくさんいました)
 

フタメカワゲラ(フタツメカワゲラ)
フタメカワゲラ(フタツメカワゲラ)の幼虫の写真
2017年9月5日
 子供達の網でも採集できるくらいの大きさのフタメカワゲラ(フタツメカワゲラ)の幼虫です。

ムナグロナガレトビケラ
ムナグロナガレトビケラの写真
2017年9月2日
 ムナグロナガレトビケラの幼虫は水の流れのある石の下で見られます。体の色は上の写真のように緑がかったものから透明(とうめい)のものまで変化があります。頭と胸の前の部分の上が黒いのが特徴です。
ナガレカワトビケラの幼虫の写真
2017年9月5日
 こちらも緑色がかかったムナグロナガレカワトビケラです。やはり少し流れのある場所にいました。

コガタシマトビケラ
ウルマーシマトビケラの写真
2017年9月2日
 まだとても小さなコガタシマトビケラの写真です。あまり頭部の特徴がわからないのでひょっとするとほかのトビケラかもしれません。小さな石を集めて巣をつくります。
ウルマーシマトビケラの写真
2017年9月2日
コガタシマトビケラの幼虫の写真
2017年9月6日
 小さかったので写真がはっきりしていないのですがコガタシマトビケラと思われます。

オオシマトビケラ
オオシマトビケラの幼虫の写真
2017年9月2日
 オオシマトビケラの幼虫の写真です。この時期は、とても小さな幼虫です。頭が絶壁のように切れたようになっているのが特徴です。
オオシマトビケラの写真
2017年9月6日

ニンギョウトビケラ
ニンギョウトビケラの巣の写真
2017年9月6日
 ニンギョウトビケラの幼虫の巣です。小さな砂をつけたまわりに右側に3つ、左側に3つやや大きめの石がついています。これが巣の特徴です。幼虫はこの中にいます。

シロタニガワカゲロウ
シロタニガワカゲロウの幼虫の写真
2017年9月2日
 シロタニガワカゲロウの幼虫の写真です。タニガワカゲロウにはクロタニガワカゲロウもいますがほとんどのかわではシロタニガワカゲロウのほうが多くいます。頭部の前のふちに白い点が4つならんでいるのがシロタニガワカゲロウの特徴です。この点がないのがクロタニガワカゲロウです。
シロタニガワカゲロウの幼虫の頭部の写真
2017年9月6日
 シロタニガワカゲロウの頭部をルーペで見ると、上の写真のように4つの白い点があります。
シロタニガワカゲロウの幼虫の写真
2017年9月2日
シロタニガワカゲロウの幼虫の写真
2017年9月5日
 この日は子供たちが見つけられねくらいのシロタニガワカゲロウが何頭かいました。

キイロカワカゲロウ
キイロカワカゲロウの幼虫の写真
2017年9月6日
 キイロカワカゲロウの幼虫です。どちらかというと夏によく見かけるようです。猪名川では上流の下のあたりから下流近くまで広い範囲で見られます。
キイロカワカゲロウの幼虫の写真
2017年9月6日

モンカゲロウ
モンカゲロウの幼虫の写真
2017年9月5日
 モンカゲロウのなかまの幼虫の写真です。まだ種類まではきちんと確かめていません。

トビイロカゲロウ
トビイロカゲロウの幼虫の写真
2017年9月5日
 トビイロカゲロウの幼虫の写真です。小さくてゴミがあるようにも見えます。トビイロカゲロウも何種類もいます。ヒメトビイロカゲロウかなとも思いますが確かではありません。
トビイロカゲロウの幼虫の写真
2017年9月5日
トビイロカゲロウの幼虫の写真
2017年9月6日

アメンボ(ナミアメンボ)
ナミアメンボの写真
2017年9月5日
 川で最もよく見るアメンボがナミアメンボです。たんにアメンボともいいます。下の写真はアメンボの幼虫です。
アメンボの幼虫の写真
2017年9月5日
アメンボの幼虫の写真
2017年9月6日
 アメンボの小さな幼虫の写真です。

ヒラタドロムシ
ヒラタドロムシの幼虫の写真
2017年9月2日
 ヒラタドロムシのなかまの幼虫は水の中で幼虫がすんでいますが、甲虫のなかまです。石の下にへばりついています。指についてもなかなか外せませんが体に悪いわけではありません。上の写真はヒラタドロムシのなかまのマルヒラタドロムシかと思いますが詳しい図鑑がないので自信はありません。
ヒラタドロムシの幼虫の写真
2017年9月6日
 上に紹介しているヒラタドロムシとは種類が違うようです。

ナガドロムシ
ナガドロムシの幼虫の写真
2017年9月6日
 ナガドロムシの幼虫の写真です。ナガドロムシにも何種類かいるようです。

コオニヤンマ
コオニヤンマのヤゴの写真
2017年9月5日
 コオニヤンマのヤゴの写真です。これは指で挟んで説明ができるほどの大きさがありました。驚くと上の写真のような形になります。頭部の上に丸い形のものが二つ見えます。小鬼や生のヤゴの特徴です。

コヤマトンボ
コオニヤンマのヤゴの写真
2017年9月5日
 上の写真はコヤマトンボのヤゴです。コオニヤンマと同じように腹が広がっています。頭部に触角が2本見えます。コオニヤンマとの違いです。下の写真は指の上に乗るくらいの大きさのコヤマトンボの幼虫です。
コヤマトンボの幼虫の写真
2017年9月5日

キイロサナエ・ヤマサナエ
キイロサナエとヤマサナエのヤゴの写真
2017年9月6日
 まだあまり大きくないキイロサナエ(向かって左)とヤマサナエ(右)の写真です。
 以前の記録にはヤマサナエがよく出ていました。最近(2017年)探してみるとキイロサナエのヤゴばかりでした。この辺りにはヤマサナエはいるのだろうかと分からなくなってきました。しかし、この観察会で子ども達が見つけてくれました。区別の仕方はトンボのページのこちらにあります。

シオカラトンボ
シオカラトンボのヤゴの写真
2017年9月6日
 シオカラトンボのヤゴの写真です。シオカラトンボのヤゴとオオシオカラトンボのヤゴもよく似ています。頭部はどちらも長方形に近い形をしています。腹部にあるとげが違っています。
 下の写真はやや大きくなったシオカラトンボの幼虫の背中の写真、下はもう少し小さなシオカラトンボの背中の写真です。やや大きいものには毛が多くありました。しかし、どちらも背中にとげがありませんでした。そのためオオシオカラトンボではなく、シオカラトンボのヤゴだとしました。
シオカラトンボのヤゴの写真
2017年9月6日
シオカラトンボのヤゴの写真
2017年9月6日

タイワンシジミ
タイワンシジミの写真
2017年9月2日
 数十年ほど前には猪名川流域の谷川のきれいな砂の中にシジミがいました。しかし、そのようなシジミがすむような場所はほとんどなくなりました。長い間シジミはいなかったのですが最近はとてもたくさんのシジミを見ることができます。そのためこのシジミはタイワンシジミではないかと思われます。遺伝子まで調べたわけではありませんので100パーセントとはいえません。上の写真のように黄土色のものから黒っぽいものまでいろいろな色のものが見られます。シジミ類はすむ場所によって色が変わるものが多くいます。
タイワンシジミの写真
2017年9月6日

ミナミヌマエビ-エビのなかま
ミナミヌマエビの写真
2017年8月27日
 ミナミヌマエビの写真です。もっと色の濃いものもいます。下の写真も同じものの横から見た写真です。
ミナミヌマエビの写真
2017年8月27日

ヒルのなかま
ヒルのなかまの写真
2017年9月5日
 ヒルのなかまの写真です。昼も何種類かいます。
ヒルのなかまの写真
2017年9月6日


ミシシッピアカミミガメ
ミシシッピアカミミガメの子どもの写真
2017年9月6日
 猪名川中流域で最も多く見るのがミシシッピアカミミガメです。水生生物の観察をしていても小さな子どもを見かけます。外来生物です。以前はミドリガメとして売られていました。
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