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古い記録は残っているものの、大阪府ではほとんど確認できなかったツマグロキチョウ1♀を大阪府豊中市の片岡義方さんが2010年12月17日に大阪府池田市の五月山で確認されました。 ツマグロキチョウの最近の大阪府での記録は10年に一度くらいしかありません。生きている姿を見られること自体信じられません。 と驚いていると、片岡さんからその他の情報が届きました。
私は以前にもこのチョウを近隣で採集しています(標本も所蔵)。 2008年10月10日 兵庫県西宮市甲山町広河原 1♂ 2009年10月20日 大阪府枚方市山田池町山田池 1♀ 甲山での採集は、兵庫県ですが、(H.氏によれば)同地では1990年ころ以降の記録ということでした(未発表)。 枚方市の分についても未発表ですが、どの程度の記録か分っていません。
大阪府池田市の五月山で(全国のほかの地域にもよく行っておられます)観察をしておられるI.さんによると、ツマグロキチョウは秋に拡散するような性質があるのではないかということでした。食草のカワラケツメイとの関係です。記録を見ると秋ばかりです。なるほどと思いました。 |
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M.M.さんからメールが届きました。五月山にツマグロキチョウがいたとのことです。ごくまれにしか見ることができません。不思議なチョウです。 |
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M.M.さんからメールが届きました。「また、ツマグロキチョウを撮影した。」とのことでした。数年に一度しか見つからないようなチョウを1週間で二度も。しかも、その間でムラサキツバメも撮影されています。チョウに詳しい方ならそのようなことはあり得ないと考えられると思います。わたしは、M.さんをよく知っていますので、「人生にはこのようなこともあるのだな。」としか思っていません。もちろんうらやましくて仕方がありませんが。チョウの記録もすごいのですが、三回連続で貴重な記録を残されたM.さん自身も記録に値すると思います。どこかに報告しなくては…。 |
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やっとツマグロキチョウの写真を撮ることができました。少し羽化不良の個体ですが感激です。 |
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今年2016年も不思議な季節がやってきました。2枚の写真はM.M.さんが送ってくださったものです。ツマグロキチョウが同じ季節に同じコースで撮影されるのです。しかも複数です。すでに五月山では、二人の方が少なくとも4回は撮影または目撃されているようです。 |
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昼から天気がましになったのでツマグロキチョウを探しに行きました。昨年(2015年)と同じ場所です。セイタカアワダチソウで吸蜜するツマグロキチョウを1ぴきとキツネノマゴで吸蜜するツマグロキチョウを1ぴき見つけました。 |
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