キリギリス科
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ツユムシ
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2004年9月12日大阪府池田市桃園(猪名川) Photo
by shimo.
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成虫の見られる時期
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6〜8月・9月〜11月
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成虫の見られる場所
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河川敷などの草原など
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鳴き声
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「チッ・チッ・チッ」と鳴くが声が小さいので注意しなければ聞き逃す。
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北摂地域では、都市化がすすんだ場所の草原で、見られる。猪名川の河川敷、淀川の河川敷などで多く見られる。
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(大阪府池田市周辺を基準にしています)
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ツユムシのめすです。葉の上にとまっていることがよくあります。
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2004年9月12日…大阪府池田市桃園(猪名川)
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姿だけでツユムシとセスジツユムシを区別するのはけっこう難しいものです。まして幼虫となるとそれぞれの種類を飼育してくらべないと同定できないと思います。
右の写真はツユムシの初齢幼虫かな…?と思います。たいした根拠はありません。この場所で見られるツユムシ類はほとんどがツユムシなのと時期や大きさから想像しました。
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2006年5月14日…大阪府池田市桃園
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2016年8月8日…大阪府箕面市新稲
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ツユムシの幼虫がいました。I.さんによると2化目の2齢幼虫だそうです。
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2006年6月24日…大阪府池田市桃園
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ツユムシの幼虫です。もうすぐ成虫になるおすの終齢幼虫です。
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ツユムシのおすの成虫です。1年に2度成虫になるコオロギやキリギリスのなかまは、6月下旬から7月上旬に成虫になるものが多いようです。
1年に2度成虫になることを二化性といいます。ツユムシは全国どこでも2度成虫になるわけではありませんので、「北摂地域の平地ではツユムシは二化性である。」というのが正しい表現です。
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2006年6月29日…大阪府池田市桃園
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ツユムシとセスジツユムシを見ただけで区別をするのは難しいのですが、6月下旬から7月上旬に見られるのは間違いなくツユムシです。セスジツユムシは一化性でもっと遅い時期に成虫になります。ただし、北摂地域の平地でのことです。
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2006年6月29日…大阪府池田市桃園
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よく見ると背中の模様だけでも区別ができるようになります。左がツユムシのおす、下がセスジツユムシのおすです。背中の筋の線がはっきりとしています。
2005年8月28日…兵庫県川西市山下
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ツユムシのめすです。背中の線の違いに気をつけてください。
2006年7月1日…大阪府池田市桃園
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セスジツユムシのめすです。白い線があります。
2005年8月28日…兵庫県川西市山下
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もうすぐ日が暮れます。葉の上にとまっていたツユムシのめすが近くの葉に飛び移りました。そのときのことです…。
2006年7月4日…大阪府池田市桃園
あっという間にツユムシの体は糸で包まれてしまいました。。ツユムシを動けなくしてしまったクモはしばらく離れた場所でじっとしていました。動けなくなるのを待っているようでした。
草原にすむツユムシには多くの天敵がいます。クモのなかまは特に危険です。ツユムシの細い体は網にかかると簡単には逃げられないようです。
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クモの巣にかかってしまいました。すっとクモが近づいてきたかと思うとツユムシのまわりを回り始めました。ほんの10秒ちょっとの出来事でした。
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ほとんどツユムシは動けなくなっているようでした。
次の日、同じ場所にまたクモが巣をはっていました。
2006年7月5日…大阪府池田市桃園
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2006年7月6日…大阪府池田市桃園
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また、いつものようにツユムシのめすがとまっていました。
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朝晩の気温は低くなってきました。今日は、秋晴れのいい天気です。ふとヤブガラシの葉の上に目をやると1ぴきのツユムシがとまっていました。全身に太陽の光を受けらるように斜めになっていました。足の数も足りません。もうすぐツユムシ成虫の見られる時期も終わりそうです。
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2007年10月28日…大阪府池田市神田
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2007年11月25日…大阪府池田市桃園
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2007年11月25日、近くの葉に飛んできてとまった虫がいました。ツユムシでした。朝の気温が5℃を下回る日もあったのですがまだ元気なものも見られました。
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2011年9月26日…大阪府池田市東山町
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棚田の残る里山で昆虫を観察しました。ツユムシがとまっていました。このような環境にはセスジツユムシがいるものとばかり思っていたので少し驚きました。何度も見直しました。
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2012年10月25日…大阪府池田市桃園
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猪名川河川敷を歩いているとツユムシがよく見られました。
上の写真をクリックすると大きな画像になります。横長の壁紙です。壁紙の位置を縦幅に合わせてください。
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