愛知県犬山市の日本モンキーパークにある日本モンキーセンターに行きました。一番気に入ったのがワオキツネザルです。放し飼いです。触れるほどの距離にいますが、触るのは禁止です。

　ワオキツネザルはサルのなかまですが、犬のように口や鼻の部分が前に出ています。この口や鼻の部分が突き出ているのがワオキツネザルの特徴です。キツネザル科のサルで、アフリカのマダガスカル島の南部と南西部にだけすんでいます。写真のように長い尾を持ち輪の模様があるのでこの名前がついています。この長い尾に手首の上にあるにおいのもとを出す場所があり、そのにおいを尾につけます。自然の状態では、果物や葉、虫などを食べています。ここ日本モンキーセンターのワオキツネザルは周囲の植物の葉をよく食べています。昆虫が飛んできたりするといっせいにみんなが走って集まります。

　右のワオキツネザルは、生まれて1年たっていないと思います。ほかのなかまを見つけてはじゃれ付きにいきます。遊びが大好きで、ずっと動き回っています。

　かしこいワオキツネザルです。上の説明どおり、「立たずにすわっています。」えらい。

　ワオキツネザルが指をなめています。実際は体をきれいにしているようです。