ケヤキ
	ニレ科
	2010年3月6日…兵庫県川西市火打
	大阪府池田市桃園の猪名川沿いにある変電所横にあったエノキやクワの木が切られていました。子どものころからあった木がなくなるのは寂しいことです。大きなケヤキもありました。残っていれば今頃は下のように黄葉していたことでしょう。 　　ところで、下のケヤキの黄葉の様子を見て不思議に思うことがずっとありました。黄色く色づいた葉の中に枯れたように茶色の葉が集まっている部分があるのです。生長が悪くてあのようになったのだろう、とずっと思っていました。違いました。
	2010年11月23日…兵庫県奈良市奈良公園
	大阪市立自然史博物館の観察会に参加して初めて知りました。ケヤキにはふつうに黄葉する葉と、種を散布するために枝ごと風に乗って落ちていく部分があるというのです。なるほどよく見ると茶色の部分には実がついています。ケヤキの木の下の葉などが落ちている様子も一度見てみましょう。