ホーム 》 身近な野草や樹木を観察しよう…!!! 》 カイヅカイブキ |
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カイヅカイブキの葉はヒノキのような柔らかなうろこ状(鱗片葉)の葉です。ところが時々写真のようなスギのような棘だらけの葉が混じっているときがあります。強い剪定をしたときなどにこのような葉が出ます。 |
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先日観察会に行ったときにこのカイヅカイブキになぜ棘の葉の出るかの説明がありました。カイヅカイブキは「イブキ」をもとにした園芸品種だそうです。イブキの葉にはもともと二つの葉の型があるそうです。ですから先祖返りともいえそうです。では強い剪定をするとどうしてこのような葉になるのか…?説明では動物に対する防衛反応なのだそうです。ニホンジカの食べない植物は毒のある化学物質が含まれた葉と、棘のある葉です。このカイヅカイブキの棘の葉は動物には食べられそうにはありません。 |
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