ホーム 》 身近な野草や樹木を観察しよう…!!! 》 ヒイラギ |
|
|||
|
|||
|
|||
上はヒイラギの葉の写真です。ヒイラギの葉らしく…?トゲトゲです。もちろん触れると痛い思いをします。このような痛みを「ひいらぐ(疼ぐ)」と言います。ヒイラギの語源だそうです。子供のころ節分に母親の里に行くと、玄関にイワシ(鰯)の頭がヒイラギの枝にあったのを今でも思い出します。 あまり剪定の強くない、できれば歳をとったヒイラギを見てください。だんだんと上の葉に目をやると、…。 |
|||
|
|||
葉のようすが変わってきました。分かりますか。 |
|||
|
|||
そして、とうとうトゲトゲがなくなってしまいました。このトゲトゲを鋸歯(きょし)といい、この鋸歯のなくなった葉を全縁葉といいます。 このように一本の木を見ても場所によりいろいろと歯が変わっていくようすが分かります。 |
|||
|
|||
奈良公園に行くと大きなヒイラギが多くあります。ところがほとんどの葉が全縁葉のためにヒイラギと気づかないことがあります。しかし、このような木でもよく探すとトゲトゲのある葉を見つけることができます。 ヒイラギの葉は歳をとると丸くなっていきます。私たちも歳をとると丸くなっていくのでしょうか…? |
|||