・スズムシを飼うときには、次のようなものを用意(ようい)します。
・いろいろかわりのもので工夫(くふう)するのもいいでしょう。
・飼育(しいく)ケースとスズムシ用のマット、ナス、竹のくし、炭(すみ)、にぼし(ここでは、金魚のえさ)を使(つか)っています。
・まず、飼育ケースにスズムシ用のマットを5cmほど入れます。
・少なすぎると、乾(かわ)きすぎたり湿(しめ)りすぎたりしやすくなります。
・指(ゆび)で、軽(かる)くおさえるようにして入れます。
・そっと入れたままでは、炭(すみ)が倒(たお)れたり、卵を産(う)みにくくなります。
・炭を少し押(お)しつけるようにして入れます。
・炭を入れると、脱皮(だっぴ)がしやすくなります。空気中の湿り気(しめりけ…くうきの中の水)も多くなります。また、同じ飼育ケースでも多く飼えます。
・炭がないときは、植木鉢(うえきばち)の割(わ)れたものや軽石(かるいし)など、スズムシがつかまりやすく、水分を保ち(たもち)やすいものを入れもかまいません。
・にぼしなどの入れ物を用意します。ここでは、金魚の餌を使っています。
フィルムケースを写真のように斜(なな)めに切ります。
・大きいほう(上)を餌入れに使います。
・餌を入れて準備(じゅんび)ができ上がります。
・最後(さいご)にスズムシを入れます。
・もちろん蓋(ふた)を忘(わす)れないようにしましょう。
・ナスは、写真のように切って、くしにさします。
・うすく切ると、腐(くさ)ったときに取り出しにくくなります。
・キュウリやスイカなどでもいいのですが、ナスが腐(くさ)りにくくて便利(べんり)です。
・フィムケースを切ったものに金魚の餌を入れています。
・もちろん、にぼしやかつおぶしでもかまいません。
・金魚の餌は魚をおもな原料(げんりょう…もとになるもの)にしています。魚を飼っている人はどちらにも使えて便利です。「まるいつぶ」ではなく、「うすっぺらい」ほうです。
・どの餌を使うときも、腐(くさ)りやすいので水をかけないようにしましょう。