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7cmをこえる大きなオオクワガタを育てたい…!!!

おおくわがた くわがたむし 7cmをこえる

 クワガタムシを飼っていると、大きくなってほしいという人が多いようです。

 わたしは、大きなクワガタムシを育てるために飼っているのではありませんが、質問が多いので、写真をつけて説明しておきます。こつさえ分かれば簡単(かんたん)です。

 ただし、7cm前後に育ちますが、ぜんぶのオオクワガタのおすが7cmをこえるのではありません。


 まず、今年(2001年)の最初に羽化したオオクワガタ(上の写真です)の記録です。菌糸ボトルを使っての飼育です。7cmですが、羽化して日数がたっていないので少し小さくなるかも知れません。同じように飼っているものは、一般的に、後から成虫になるものほど大きくなります。

 また、このオオクワガタは、池田市のオオクワガタを残すために飼育しているので、ほかの地域のオオクワガタはまぜていません。

うめこみ
入れ替え

 

 

2000.07.23

2001.01.16

2001.05.27

2001.06.10

菌糸ボトル

菌糸ボトル

 

 

孵化後1週間

 

数日前に蛹化

羽化後2〜3日

 赤い字のところに気をつけてください。

 

☆ポイントは、2つです。

1. 卵を取り出して、孵化(ふか)したら、すぐにうめこむ。

2. 入れ替えは、12〜1月にする。

 

 注意…まれに、その年に羽化してしまうものや、菌糸の種類によって大きくならない場合があります。

 

 

 

 幼虫が孵化(ふか)したら、できるだけはやくうめこみます。

ちょうどヒラタクワガタの卵が見えていたので、ここではヒラタクワガタを使っています。全く同じです。

 

 卵を取り出します。

 フィルムケースのふたにボールペンなどで小さなあなをあけます。

 孵化(ふか)しました。

 マットのひどく汚れていないものを入れます。

 そのまま、おいておきます。

 すぐに、下の菌糸ボトルに幼虫を入れます。

 卵の様子がよく見えるようにしておきます。

 ふたをしてできあがりです。

 

 

 後は、冬の入れ替えを遅らせないようにしてください。

 注意…わたしのように、夏に室温(しつおん)が高くなる部屋(へや)で飼っていると、『時期を遅らせると大きくなるものは、羽化の時期が遅れて羽化できなくなります。』

 

 オオクワガタの卵が出てきたので、写真で紹介(しょうかい)しておきます。 (卵 池田市桃園…2001年7月1日)

 始めはあまり大きくありません。

 孵化(ふか)が近くなると大きくなっています。

 孵化直後の幼虫です。わたしは、頭が茶色になってから菌糸ボトルに入れています。

 

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