((ポイントは、蛹(さなぎ)になる前の準備(じゅんび)と羽化(うか…成虫になること)のさせかたです))



  • 蛹になる準備をしよう

  • ・大きくなったでしょう。
    ・腐葉土(ふようど)ではここまで大きく育てるのは大変(たいへん)ですが、木が腐(くさ)ったものでは簡単(かんたん)に大きくなってくれます。

    ・5月になると蛹になる準備をします。以前(いぜん)より気温(きおん)が高くなっているため、5月1日前後(ぜんご)に終(お)わらせるほうがいいのかも知れません。いろいろな仕事(しごと)やイベントで準備が少し遅(おそ)くなってしまいました。1999年5月5日には底のほうまで掘(ほ)らないようにしました。
    ・びんの下半分に畑などの土をかために入れます。その上に古くなったマットなどの餌(えさ)を入れておきます。幼虫は、下のかたいところで蛹室(ようしつ…蛹になる時につくる部屋)をつくり、その中で蛹になります。

    もちろん穴(あな)をあけたふたはしておきます。(「ぼくがふとってみえるよう〜」)
    ・このようにしておくと蛹や成虫になるようすを観察(かんさつ)しやすくなります。
    ・ただし、こんなめんどうなことはしたくないという人は、来年幼虫を育てる前に底(そこ)に畑などの土を5〜10cm入れておきましょう。マットや腐った木が土のようにかたくなっている時は必要(ひつよう)ありません。底の土を残(のこ)しておいたほうが次(つぎ)の年にはらくに飼えます。


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