((卵をうませて幼虫(ようちゅう)を孵化(ふか…卵からかえること)させよう))



  • 卵や幼虫を取り出そう

  • ・カブトムシを飼っていると、よく卵をうみます。うませるときは、マットを飼育ケースの3分(ぶん)の2くらいは入れておきます。
    ・飼育(しいく)ケースの横から幼虫が見えます。これは、1998年7月31日のようすです。

    ・このころには、ケースの中に卵や1齢(れい)幼虫がいます。
    ・メスが元気(げんき)なときは、幼虫などをつぶしてしまうことがありますので、メスを別(べつ)のケースに移動(いどう)させましょう。幼虫などを移動させてもかまいません。



  • ・餌(えさ)の種類(しゅるい)と与(あた)えかた

  • ・カブトムシの卵です。始めは小さいのですが、孵化(ふか)するころにはこれくらいの大きさになっています。





    ・1齢(れい)幼虫です。どんどん餌を食べて、秋には、大きな幼虫になります。





    ・カブトムシ用の茶色のマットを餌にあたえます。1ぴき飼うのに、どんぶり5〜6ぱいの餌がいります。餌が少ないと「ミニカブト」になってしまいます。
    ・餌の上がまるい糞(ふん)でいっぱいになったときは、餌を入れかえてください。
    ・カブトムシ用の茶色のマットを使わないで、クワガタムシ用のマットを使うと餌が食べられなくて上に出てきます。幼虫の数(かず)が多(おお)すぎるときにも出てくるようです。



    ・クワガタムシを飼ったあとのくずでも大きく育ちます。しいたけを育てたあとの古くなった木は、特(とく)に幼虫がよく食べます。



    ・もうこんなに大きくなりました。(1998年8月13日)




    ・大きさは、蛹(さなぎ)になる前とかわりません。でも、これから体(からだ)の中の栄養(えいよう)をためていきます。(1998年9月26日)




  • 冬越しのさせかた

  • ・春までこのようにじゅうぶん幼虫を大きく育ててください。冬の間も少しずつ成長しているようです。そのままにしておきます。



  • 春になったら要注意(ようちゅうい)

  • ・初夏にカブトムシは、蛹化(ようか…さなぎになること)します。
    ・そのときまでに、畑の土を飼育ケースの3分(ぶん)の1ていど用意しておきます。
    ・マットの下のほうが固(かた)くなっているときは、必要(ひつよう)ありません。マットがやわらかいと、マットの中で蛹(さなぎ)になることができません。


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