((幼虫の餌を用意しよう))



餌のある場所を知ろう


・チョウの幼虫が食べる植物を食草(しょくそう)といいます。
・いつも新鮮(しんせん)な食草を食べさせるためには、家や学校の近くで食草のある場所を見つけておきます。
・チョウの幼虫は、種類(しゅるい)によって食草が違(ちが)います。ですから、自分が飼いそうなチョウの食草のある場所をふだんからさがしておき、他人(たにん)の家の植物のときには、「チョウの餌にとらせてもらえませんか。」と、お願(ねが)いをしておきます。



こんな植物をさがしておこう

ミカン
クスノキ
エノキ
・モンシロチョウは、いろいろな植物を食べます。また、モンシロチョウの飼いかたをつくりますのでそちらを見てください。
・ここでは、アゲハチョウ・クロアゲハ・ナガサキアゲハなどのアゲハチョウのなかまが食べるミカンと、おなじくアゲハチョウのなかまでもアオスジアゲハが食べるクスノキ、そして、ひょっとしてオオムラサキやゴマダラチョウ・テングチョウなどを飼うときのためのエノキの三種類をのせています。モンシロチョウのように他の植物を食べるものもいます。



餌が近くにないときは…?

・とても困(こま)りますね。
・でも、いつも食草をとりに行けない…。
・だいじょうぶなのです。食草をとってきて水につけておくと何日かもちます。でも、植物によってはすぐに枯(か)れてしまうものもあります。
 そのときは、食草を袋(ふくろ)に入れて冷蔵庫(れいぞうこ)の野菜室に入れておきます。空気は、ぬいておいたほうが長もちします。もちろん家の人に言ってしかられないようにしてください。



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