アゲハチョウの変身…終齢(しゅうれい)幼虫から蛹(さなぎ)へ

壁に着いたアゲハチョウ前蛹
2007年5月27日…池田市桃園

 2007年5月27日、壁(かべ)にアゲハチョウの前蛹(ぜんよう…さなぎになる前のこと)がついていました。

 大きくしたものが下の写真です。

 幼虫が背中をまるくしたような形で頭から胸(むね)にかけて白い糸が見えます。これで体を支えています。

アゲハチョウ前蛹の写真

アゲハチョウの幼虫のつくキハダ

 近くのキハダを見ると大きなアゲハチョウの終齢(しゅうれい)幼虫がついていました。

 アゲハチョウは、ミカンやカラタチ、サンショウなどに幼虫が見られますがキハダの葉も好んで食べます。

アゲハチョウの終齢幼虫

 大きな終齢幼虫です。もうすぐ蛹(さなぎ)になることでしょう。

移動するアゲハチョウの幼虫

 キハダの下を見ると、アゲハチョウの終齢幼虫が歩いていました。やや黄色っぽく少し透明な感じがします。

 蛹になる前の終齢幼虫の特徴です。蛹になる場所を探して歩いています。

 この3びきの幼虫は同じときに卵を産まれたものと思われます。もうすぐ今年2度目の成虫になります。

 2007年5月28日、見ると前蛹はもう蛹になっていました。

アゲハチョウの蛹
2007年5月29日…池田市桃園