コバネコロギス
2017年6月16日…沖縄県竹富町西表島
沖縄県竹富町西表島のコバネコロギスを探しに行きました。オスの成虫、メスの成虫、若齢幼虫を見ることができました。上がオスのコバネコロギス成虫、下がメスの成虫です。
2017年6月19日…沖縄県竹富町西表島
2017年6月17日…沖縄県竹富町西表島
こちらはコバネコロギスの若齢幼虫の写真です。
2017年3月11日…飼育-沖縄県竹富町西表島産
コバネコロギスの分類がどこまで進んでいるのかはよくわからないのですが、沖縄県竹富町西表島のコバネコロギスの写真を参考に載せておきます。もちろん写真での細かな同定は無理だとは思います。下の写真はクリックすると大きな画像で見ることができます。
2016年11月11日…沖縄県竹富町西表島
コバネコロギスの幼虫です。木の葉の裏にいました。近くには葉を折った巣もありました。2〜3回脱皮をすると成虫になりそうです。
2017年5月4日…飼育-沖縄県竹富町西表島産
ゆずっていただいたハネナシコロギス中齢幼虫の写真です。雌雄ははっきりとわかりません。背中にはやはり黒い部部が見られます。
2016年12月1日…飼育-沖縄県竹富町西表島産
11月11日のコバネコロギスと思われる幼虫はすぐに一回脱皮をしました。その後もう一度脱皮したものが写真のものです。亜終齢のメスかと思います。
2017年3月5日…飼育-沖縄県竹富町西表島産
1-2か月前にコバネコロギスが成虫になっていました。体の大きさはコロギスとかわらないほどの大きさです。成虫になってもメスの産卵管が短いのが予想外でした。つやのある鮮やかな色です。
2017年3月26日…飼育-沖縄県竹富町西表島産
西表島のコバネコロギスをゆずっていただきました。雌雄の写真がそろいました。まだ亜終齢です。早く成虫になってメスとの交尾を観察したいものです。累代飼育もできそうです。
2017年3月30日…飼育-沖縄県宮古列島伊良部島産
沖縄県宮古列島の伊良部島産のコロギス雌雄を譲っていただきました。上の写真がオス、下の写真がメスです。
2017年5月13日…飼育-沖縄県西表島産
コバネコロギスのオスが羽化をしました。大きさから脱皮でも羽化だと思います。時間がたてばすぐわかりますが。5月13日午前2時から約1時間で体が出ました。室温は24℃でした。「コバネ」の部分がよくわかります。
2017年8月19日…飼育-沖縄県西表島産
コバネコロギス(沖縄県西表島産)をやっと交尾させることができました。後、産卵がうまくいけば南方系のコロギス類の生態も比較できます。
2017年9月8日…飼育-沖縄県西表島産
飼育をしていたコバネコロギスが産卵をしていました。コバネコロギスは産卵管がほかのコロギス類とくらべるとはるかに短いのでふつうに産卵しないのではないかと心配をしていました。ほかの種と違いはないようでした。
2018年1月3日…飼育-沖縄県石垣島産
沖縄県石垣島のコバネコロギスの成虫と幼虫を譲っていただきました。西表島のものと比べると背中の黒い部分の模様は少し違いはありました。下の写真は幼虫です。
2018年1月3日…飼育-沖縄県石垣島産
2019月4月15日…大阪府池田市(飼育・沖縄県石垣島産-メス)
午前7時ごろ、コバネコロギスのメスが羽化を終えていました。やはりよく見ると小さな翅が見えています。
コバネコロギスとツリアブモドキ科の寄生幼虫
2019月4月25日…大阪府池田市(飼育・沖縄県石垣島産-メス)
25日に見ると昨日まで元気だったコバネコロギスが小さくなってほとんど動かなくなっていました。見ると近くに幼虫がいました。ツリアブモドキのなかま(科?)だそうです。たいしてコバネコロギスの大きさと変わりません。硬い体をしています。
背中に小さな棘のようなものがりました。向かって左側が頭だと思ったのですが、右にばかり進みます。右の小さな目のようなものはゴミでした。
前方から撮影したツリアブモドキの写真です。
こちらは後方からツリアブモドキの幼虫を撮影した写真です。
目はないのですが右の丸い部分が頭部と胸部のようです。上に小さな棘が見えています。節ごとに一対ずつあって、全部で七対あります。この部分または最後の黒い部分も含めたのが腹部のようです。
2019年5月11日…沖縄県竹富町石垣島産
コバネコロギスに寄生していたツリアブモドキ科の幼虫が数日前に蛹化していました。よく動きます。
幼虫を見つけてから湿らせたミズゴケの浅い場所に置いていました。
2019年5月23日…沖縄県竹富町石垣島産
今朝コバネコロギスに寄生していたツリアブモドキ科の一種が羽化をしました。ツルアブモドキに似ています。標準和名まではわかりませんでした。翅の模様がはっきりしていないのは、体温を上げるために震わしていたからです。
2019年5月23日…沖縄県竹富町石垣島産
羽化した後に残ったツリアブモドキ科の羽化殻の写真です。ミズゴケには横向けに置いていました。羽化殻は立っていました。
このことから幼虫は地面の浅い場所で蛹化し、体を立てるように移動して羽化するのではないかと思いました。