鳥の名前がわからないときは、特徴(とちょう)をよく見ておきましょう。
「はねがあった。」・「くちばしかあった。」・「目があった。」これではわかりません。
 
体の特徴は…?

飛び方の特徴は…?
大きさ

 【カラスくらい・ハトくらい・スズメくらい】で、十分です。

 『絵』でかいてみましょう。体の大きさやしっぽ(ではありませんが…)の長さに気をつけよう。

色・模様(もよう)

 はっきりとよくわかるところだけで十分です。『むねのところに黒いネクタイのようなもようがあった』…これだけで種類(しゅるい)がわかります。

まっすぐ・それとも?

 一直線に飛んでいたか、『〜〜〜』と波のように飛んでいたか、クルクルと円をかくように飛んでいたかで種類(しゅるい)がかぎられてきます。

はばたき

 鳥によっては、ほとんどはばたかずに飛ぶものもあります。はばたき続けるものもあります。時々はばたくものもあります。

色・模様(もよう)

 飛んでいるときに、はっきりとした『色』や『模様』が見えることがあります。町の中で『はねに黄色い部分があった』…これだけで『カワラヒワ』と、わかります。

 

 鳴き声の特徴は…?

「ツピ・ツピ・ツピ」と、自分で聞いたままにメモしよう。『聞きなし』(ききなし)と、いいます。

 鳥のいた場所は…?

『木のてっぺんで鳴いていた』・『水にとびこんだ』などを書いておくとあとで役に立ちます。

 何羽でいたか…?

1羽・2羽・何羽ほどの群れ(むれ)かを区別(くべつ)しておくと生活のようすを知るときに役に立ちます。

 とまりかたの特徴は…?

『電線にとまっていた』・『木の幹(みき)にとまっていた』だけでも種類の特徴になります。『木の幹(みき)にとまっていた』で、『キツツキのなかま』かその他の何種類かと種類がかぎられてきます。

 
 

 いっしゅんのうちに、すべてを記録することはできません。できるだけ多くの記録をのこせるようになるといいですね。

 
 
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