カルガモ

 

カルガモのペア
2006年5月25日 池田市豊島北

 冬、川や池で多くのカモが見られます。しかし、ほとんどのカモは繁殖の時期、北の国に帰ります。
 カルガモは日本で繁殖をします。一年中見られるカモで嘴(くちばし)の先が黄色いのが特徴です。
 写真は、池田市の箕面川を泳ぐカルガモのペアです。

 2006年6月2日の記録です。猪名川で釣りをしている人が、「合鴨が子どもを連れて泳いでいた。少なくとも子どもは7ひきいた。キジのように見えた。」ということでした。ひょっとするとカルガモかも知れません。「キジのよう」というのは、ならんでいる雛のようすを表しているようです。

 今年は5月25日に箕面川でつがいを見ました。そしてこの6月の話です。カルガモに会えそうだと思っていました。ところが何度も猪名川を見るのにカルガモはいません。いえ、1度だけアヒルとカルガモが1ぴきずついっしょにいるのは見ました。

カルガモが泳いでいました
2006年7月31日…池田市桃園

 2006年7月31日の朝、河川敷を歩いているとカルガモが泳いできました。

 もう雛は親と変わらないくらいに大きくなっていました。

 どれが親でどれが子どもか分かりませんが、4わいます。「そんな遠くに行かないで〜!!!!!」

そっちに行かないで

 反対のほうからも3わのカルガモが泳いできました。先頭が親で後ろは雛のようです。

下流からやってきたカルガモ

 いっしょになりました。全部で7わです。2わの親と5わの雛と思われます。前に聞いた話では、雛は7わでした。減ったのでしょうか。猪名川で鳥の観察をしている人の話では、何組かのカルガモが子育てをしているようです。同じ親子かどうかは分かりません。

7わのカルガモの親子のようです

 今年は、小さなカルガモのようすを紹介できませんでした。来年こそは…!!!!!!

 今日は、振休でした。また、ようすを見に行きました。

 ちょっと下流まで見に行きました。何気なく水辺に近づきました。足元からカルガモが対岸に向かって泳ぎだしました。

足元からカルガモが出てきました

 1、2、3…。どんどん数が増えていきます。

10わのカルガモの群れです

 なんと10わの群れです。親子だと思います。たくさんの子どもがうまく成長したのでしょう。対岸で過ごした後、下流に向かいました。

10わのカルガモの群れが下流に向かいます

 その時です。また足元からカルガモが出てきました。

4わのカルガモの群れです

 今度は、4わの群れです。両方の群れが接近しました。

カルガモの群れが交差します

 おたがいにけんかをするでもなく通り過ぎました。
 ふと上流を見ると、もう1組のカルガモの群れが見えました。何わいるのか分からなくなってきました。