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成虫で冬越しするチョウ…ウラギンシジミ

photo by shimo.

 2002年1月20日、大阪府池田市桃園でアラカシの葉のうらで冬越し(ふゆごし)をしているウラギンシジミを見つけました。道を歩いているときに、銀色に光ってるものが目につきました。
 チョウのなかまでは、成虫で越冬(えっとう)するものは珍(めずら)しくありません。ただし、葉のうらなどにいる成虫を見る機会(きかい)はあまりありません。
 地上から2mほどの高さでした。写真は、南側から撮(と)りました。昆虫などが越冬する場所は、北側が多いのでずっとこの場所にいたとは考えられません。あたたかい日に飛び出して、この場所にしばらくとまっているものと思われます。いつまでいるのか楽しみです。

 上の写真は、1月20日のものです。下の写真が27日のものです。向きが違うのでくらべにくいのですが、『なかあし(まえあしがたたまれていますので、前にある足のほうです)』が少し動いています。この1週間の間には、気温が高くなる日や低くなる日もありました。昨夜は、強い風と雨でした。

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