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2001年の8月です。

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大阪府池田市桃園・室町・五月丘

 桃園や室町でも、ツヅレサセコオロギの声も聞かれるようになりました。
 五月丘では、ハラオカメコオコギも鳴いていました。

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大阪府池田市

 五月山でツクツクボウシが鳴いていました。これもきっと以前から鳴いていたのでしょうが、わたしにとっては初見です。
 町の中でもミンミンゼミの声を聞くことが多くなってきました。市役所の前でも聞くことができました。

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大阪府池田市桃園

 カネタタキの鳴き声を聞きました。どのような生き物かと思われる人があるかも知れません。コオロギのなかまです。初見です。

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大阪府池田市室町

 室町を歩いているとアブラゼミがやかましく鳴いていました。街灯(がいとう)に来たところをネコにつかまったようです。ネコは、アブラゼミの天敵(てんてき)です。ただし、食べるところまでは見ていませんので遊んでいたのかも知れません。

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大阪府池田市室町・桃園

 夕方室町と桃園で1匹ずつアオマツムシが鳴いていました。初見です。
 桃園では、エンマコオロギも鳴いていました。
 わたしの生き物の記録では、アオマツムシの初見が、1994年は8月11日、1993年は8月20日、1995年は8月21日ですから、最も早い記録になります。エンマコオロギは、1972年の7月31日に桃園(猪名川)で鳴いていておどろいたことがありました。1994年は8月2日、1987年は8月18日です。特に、早いというほどではありません。コオロギのなかまについては、『ハムチャンの生き物図鑑』をご覧(らん)ください。

【ハムチャンの生き物図鑑】

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鳥取県気高郡青谷町大字井手

 北摂の情報ではありません。
 8月の2日から4日まで臨海学舎に出かけていました。『池田市立少年自然の家』での2泊3日です。
 1番の目標(もくひょう)は、一人でも多くの子どもに1kmを泳いでもらうことです。しかし、波があらく、あまり泳ぐことができませんでした。
 わたしにとって星や海辺の生き物に出会う機会(きかい)は、この時しかありません。いつも、ケカモノハシやハマボウフウが花を咲(さ)かせています。夜になると、いたるところでヒロバネカンタン(タイワンカンタン)が鳴いています。
 おもしろのは、ウスバカゲロウの幼虫のありじごくです。少年自然の家の周囲(しゅうい)には、数えきれないほどの“すりばち”があります。しかし、最近は、中にいるのは小さいものが多いようです。夜にも成虫が集まってこなくなりました。海辺(うみべ)には、大きなありじごくがいます。ビーチサンダルがなければ歩けない熱い砂の上に出てくることもあります。何年かに一度は、子どもが見つけてくれます。ただし、こちらは“すりばち”をつくるかどうか分かりません。そのような種類もいるのです。今年は、6年生が1匹見つけてくれました。“すりばち”をつくるかどうか観察中です。

 

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