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「そろそろアリの飼育をするのに便利な入れ物を考えてみよう。」と思いながら歩いていると、1ぴきの女王アリが歩いているのに気付きました。クロナガアリです。「まさか…?!!! 信じられませんでした。いつもクロナガアリの飛出の観察をしているのはゴールデンウィークのはじめ、4月の下旬ごろです。こんな時期に見たことなど一度もありません。いそいで、近くの巣の多くある場所に戻ってみました。 |
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道端では、巣を作るクロナガアリが見られます。間違いありません。もう、飛出が始まっているのです。 戻って最初に見えたのは、アリではありませんでした。なんと、こんな時期にカメラを持って、巣のある場所の近くに人がいるのです。クロナガアリを観察している以外には考えられません。やはり、クロナガアリを観察しておられました。あにまりあの雑記帳を主宰しておられる方でした。お世話になり、ありがとうございました。 最初の会話だけでも驚きました。交尾中の写真を撮影されたそうです。わたしも一度撮影はしていたのですが、いろいろな疑問が残っていました。今日は、その疑問が解決できるかも知れません。 |
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多くの新しい女王アリが巣作りを始めていました。上の写真のように翅を落とさずに穴を掘っているものもいました。初めて見ました。 |
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いつものように巣に入ろうとする新しい女王は働きアリに引きずり出されていました。 |
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近くの枝先には、オスがたくさん止まっています。時々オスがオスに交尾をしようとして、大騒ぎになっていました。 |
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やっと交尾中のクロナガアリを見つけることができました。長い間迷っていた疑問が解決しました。 |
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一斉に出てくるクロナガアリには多くの天敵がいます。どのようになったのかはわかりませんが、トビイロシワアリの餌食になっているものもいました。 |
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そろそろクロナガアリの飛出も終わるのかな、と思っていたころ、葉の上にクロナガアリのメスが止まっていました。このような場所にのぼるはずはないので、交尾を終えたものが葉に止まり、翅を落としてじってしていたのかな、と思います。 |
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