今年は秋のクロナガアリの観察をしに行く気になかなかなれませんでした。河川敷が何mも掘り起こされて大規模な改修工事が行われたからです。他の生き物は生きていけないだろう。でも、ひょっとするとクロナガアリは場合によっては4m近くの深さにまで巣を掘るというので残るかもしれない。しかし、期待はできません。
2012年11月中旬になってやっとクロナガアリを見に行きました。いました。種子を運ぶ姿があちこちに見られました。ほっとしました。ほんの小さな命ですが生き続けてほしい。
なかまを食べ物のある場所に運ぶ姿も見られました。運ばれるクロナガアリは体をすぼめるようにしてじっとしています。