戻る

クロナガアリのくらし

くろながあり あり くらし

巣から出てきたクロナガアリの羽あり

 まだ、わたしが小学生だったころには、猪名川の河川敷(かせんじき)にも、さまざまな自然が残っていました。
 今でも心に残っているのが、このクロナガアリです。1年に2度だけ地上に姿を見せるアリといわれていますが、大阪府池田市での観察では秋から冬、春にかけてずっと地上で種子を集めるようすが見られます。
 左の写真は、次々と羽アリが巣から出てくるようすです。
 このようなようすは、4月から5月(北摂地域)にかけて観察することができます。観察できる場所は、河原(かわら)や海岸などの砂(すな)のある場所です。広い公園や畑などでも見られることがあります。

 

撮影…2001年5月4日・大阪府池田市桃園

 

 さあ、旅立ちです。巣の近くの草にたくさんのメスの羽アリが上っていきます。今、飛び立びたちました。クロナガアリの飛出、結婚飛行です。

 

飛翔(ひしょう)

交尾(こうび)

巣づくり

巣にはもどれない

秋の収穫(しゅうかく)

収穫は冬の間も早春も

春のくらし

夏に歩いていたクロナガアリ

サツマイモ畑にいたクロナガアリ…本来の生息場所?

クロナガアリ2010年の記録

クロナガアリの収穫2011年秋

クロナガアリの収穫2012年秋

クロナガアリの飛出2013年春

クロナガアリの飛出2014年春

クロナガアリの飛出2015年春

2006年4月23日…大阪府池田市桃園

 

巣から出てくるクロナガアリ
2011年10月18日…大阪府池田市桃園

 秋の収穫の時期になりました。巣からクロナガアリの働きアリが出てきます。

収穫期のクロナガアリ
2012年10月19日…大阪府池田市桃園

 今年もクロナガアリの秋の収穫の時期がやってきました。イネ科植物にしきりにアタックしていました。

雨の中のクロナガアリ
2012年11月23日…大阪府池田市桃園

 雨が降りました。しかし、巣の周囲にはクロナガアリがたくさんいました。あまり雨や寒さを気にしている様子は感じません。

 上の写真をクリックすると大きな画像で見ることができます。

2012年12月18日…大阪府池田市桃園

 冬に活動していました。やはり収穫に出かけようとしているようでした。

 上の写真をクリックすると大きな画像で見ることができます。

甲虫の幼虫を運ぶクロナガアリ
2012年12月20日…大阪府池田市桃園

 クロナガアリは基本的には植物の種子を食べています。ところが一度だけ昆虫の幼虫を巣へ運んでいくのを見たことがあります。わたしの知る限り、広く昆虫について日本で最もよく知っておられると思う方に聞いてみました。「おそらく甲虫の幼虫です。はっきり分かりませんが,ゴミムシかハネカクシの幼虫のように思われます。一般的に原始的な甲虫の幼虫は脈翅類の幼虫によく似ています。」とのことでした。わたしはさんざん調べた結果センブリか何かではないかと考えていました。やはり知っている昆虫の範囲が狭すぎました。勉強不足でした。ありがとうございました。

クロナガアリの滋養王ありと幼虫の世話をする働きアリ
2013年7月23日…兵庫県三田市三田市有馬富士自然学習センター(飼育)

 兵庫県三田市にある三田市有馬富士自然学習センターではクロナガアリの女王アリや働きアリが幼虫や蛹の世話をするようすを実物で見ることができます。(2013年7月現在)この3びきの女王はゴールデンウィークのころに採集して子育てを始めたので、もっと大きなコロニーになることでしょう。

戻る