兵庫県三田市での教員研修の時です。受講生の皆さんが採集されたものを使って説明をしようと入れ物の中を見せていただきました。クマバチ(キムネクマバチ)を捕まえた方がおられました。クマバチは体のつくりや雌雄の区別等で面白い教材です。死んでいるようなので使わせてもらうのに掌の上に出しました。と同時に痛みがはしりました。ミツバチに刺されたよりもやや痛く、アシナガバチ類ほどまでは痛くない感じでした。死んでいると思っていたクマバチを見ると腹部の先から針を出し入れしていました。まだ死んでいませんでした。上の写真のクマバチです。
すぐに事務室で毒を吸引していただきました。その後は腫れることもありませんでした。いつも大きなザックには吸引器を入れているのですがこの日は研修の邪魔になるかなと思い持ってきていませんでした。
その後特に何もないようでした。ずっと「クマバチのメスはほんとうに刺すのだろうか」 と迷っていました。間違いなくクマバチに刺されたという人に会ったことがなかったので?のままでした。「クマバチのメスは刺す」ということがわかり、いい体験になりました。
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