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ヒメボタルの幼虫採集(トラップ)

ヒメボタル(大型個体群)幼虫の写真
2019年12月14日…兵庫県尼崎市猪名川河川敷

 20個のトラップから3びきの幼虫を見ることができました。ただし、全部で80個のトラップを仕掛けたのですか採集できたのはここだけでした。上の写真はその3びきのうちの1ぴきです。写真をクリックすると大きな画像で見ることができます。

 ヒメボタル幼虫の回収(トラップ) 2019年12月14日
ヒメボタル幼虫トラップの設置場所の写真
 このような場所にヒメボタルトラップを仕掛けました。
ヒメボタルトラップの回収のようすの写真
 単に仕掛けたトラップを地面から抜いて集めるだけです。
トラップから出したヒメボタルの幼虫の写真
 左の割りばしと比べると、この時期の大きさの感じがわかると思います。ヒメボタルの幼虫を大きく撮影したのが最初の写真です。
 ここから下は「いであ株式会社」の方が持ってきてくださったゲンジボタルの幼虫や陸生貝類、標本、教えてくださった中にいた、または周囲にいた虫です。
ゲンジボタルの幼虫の写真
 上の写真はゲンジボタルの幼虫です。水の中で生活をします。
ナミギセルの写真
 ナミギセルの写真です。北摂地域では河川敷や山地にふつうにいます。
ウスカワマイマイの写真
 こちらもよく見るウスカワマイマイです。畑に多くいます。市街地でも見られます。ほかにもオカチョウジガイやマイコギセルなども用意してくださったのですが写真に撮れませんでした。
名前を忘れた甲虫の写真
 いっしょに出てきた小型の甲虫ですが名前を忘れてしまいました。O.氏に教えていただきました。
マルガタゴミムシの一種の写真
 マルガタゴミムシ類だそうです。マルガタゴミムシとニセマルガタゴミムシの二種類がいてオスの交尾器を見ないとどちらかわからないそうです。この写真はメスです。オスとメスの区別の仕方はオサムシと同じです。
ゴミムシ類の幼虫とオカダンゴムシの写真
 上の長いのはゴミムシ類の幼虫だそうです。下がオカダンゴムシの一般的な大きさですので比べてみてください。
アカムカデ類の写真
 アカムカデ類の写真です。それ以上は同定はほぼ不可能です。小さなムカデです。
マダラスズの写真
 まだこの時期にマダラスズがいるとは思いませんでした。ほかにも地面にこの地域にはいないだろうと思うコオロギ類がいたのですが見失ってしまいました。
ヒメボタルの成虫の写真
 ホタルの標本を持ってこられていたので写真を撮らせていただきました。写真ではたいして大きさが変わらないように感じますが、「小型個体群」は実際にはもっと小さく細い感じがします。
ホタルの標本の写真
 ゲンジボタルとヘイケボタルは幼虫が水の中で貝を食べて成長します。そのほかの種類は幼虫は陸の貝を食べて育ちます。どちらの写真もクリックすると大きな画像で見ることができます。
 ヒメボタル幼虫の採集(トラップ)の準備 2019年12月7日
 猪名川河川事務所主催・自然と文化の森協会協力のヒメボタルの幼虫調査に参加してきました。下はトラップの準備です。
ヒメボタル幼虫調査の説明の写真
2019年12月7日…兵庫県尼崎市猪名川河川敷
 この日はヒメボタルトラップを仕掛けました。まず説明を聞きます。
ヒメボタル幼虫トラップ準備物の写真
 なかなかよく考えられたトラップです。でも、オサムシのトラップのほうが人によっていろいろな工夫がありました。下がそれぞれがわかるようにしたものです。
ヒメボタル幼虫トラップの準備写真
出来上がったトラップ20個の写真
 1グループで20個を用意しました。全部で4グループです。
ヒメボタル幼虫トラップを埋める写真
 難しそうですが簡単でした。
埋められたヒメボタル幼虫トラップの写真
 埋められたヒメボタル幼虫トラップの写真です。
 来週(2019年12月14日)が楽しみです。

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