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ゲンジボタルのくらし

2001年6月2日 大阪府池田市井口堂

げんじぼたる ほたる 蛍

休むゲンジボタルのおす

 ゲンジボタルは、日本のホタルの中でも、最もよく知られています。

 上のゲンジボタルのおすは、午後9時ごろに、まだ、じっとしていたものです。

 

 草の上にとまっていたおすが、飛び立とうと、前のはねを開きました。

 後ろのはねが開きかけています。

飛び立とうとするゲンジボタルのおす

 

 後ろのはねが開きました。ゲンジボタルの飛翔(ひしょう)です。

 ゲンジボタルは、めすも飛びますが、交尾(こうび)をしにいくのは、おすのほうからです。

 水ぎわで光っているめすがいました。スーッと、おすのホタルが飛んで行きました。1回目は、うまくとまることができませんでした。でも、すぐにめすのいる草にとまることができました。

 背中(せなか)にとまるようにして、交尾をしたおすは、すぐに向きをかえて下の写真のような形になりました。

 午後9時半ごろのことでした。

ゲンジボタルの交尾

 今年、ゲンジボタルのめすを見たのは、この日が最初(さいしょ)です。これからしばらく、ゲンジボタルの季節が続きます。

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