シオヤトンボ

　北摂地域ではシオヤトンボは4月から5月にかけて見かけるシオカラトンボに似たトンボです。シオヤトンボはシオカラトンボよりも一回り小さく、ずんぐりした感じがします。上下の写真のように日あたりのいい場所にとまっているところを見かけます。湿地に生息しますが、水がたまった状態の場所ではなく、ゆるく流れがある環境にいます。

　シオヤトンボのメスです。やはりシオカラトンボのメス(ムギワラトンボ)を小さくした感じがします。

　成熟したシオヤトンボのオスの背中は色がやや濃くなり、表面は白く覆われたようになります。

　シオヤトンボのオスを横から見たところです。

　交尾中のシオヤトンボです。交尾中も地面にとまることが多いようです。

　シオヤトンボのメスがゆっくりと浅く水が流れる場所で産卵をしていました。

　2012年初見のシオヤトンボです。メスでした。複眼が白濁しているのは羽化当日のものだそうです。

　こちらのシオヤトンボのメスの複眼も白濁していました。

　シオヤトンボが交尾をしていました。けっこうシオヤトンボの交尾はよく見ます。