秋になって初めてアキアカネを見ました。オスです。最近は各地でアキアカネが減ってきているのでは、と言われています。わたしは観察記録が少ないので比較ができません。
アキアカネのオスの胸部です。ナツアカネとアキアカネはこの胸部の線を見ると区別ができます。
兵庫県川西市黒川に行きました。赤とんぼの種類を確かめているとほとんどがナツアカネでした。稲刈りの終わった水田で連結して産卵する赤とんぼが3組いました。きっとナツアカネだろうと思いながら写真を撮っておきました。後で写真を見るとアキアカネのようでした。確認をしてもらいました。やはり胸の模様からアキアカネだとのことでした。それにナツアカネとアキアカネでは産卵の仕方も違うそうです。ナツアカネの産卵は水ではなく湿った土の上に空中から産むそうです。アキアカネは打水産卵といって水面に産卵管を打ちつけて産むそうです。そういえば1組は水のない場所に産卵をしていました。こちらはナツアカネだったのかもしれません。
水のある場所で連結しながら産卵をしている赤とんぼが何組かいました。距離があって種類がはっきりさせられません。水に打ち付けて産卵をしているのでアキアカネのようです。この日は何匹化のアキアカネに会うことができました。
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