古い学生時代に使っていた北陵館の学生版日本昆虫図鑑ではナガハナノミ科に分類されています。大きく昆虫の分類も変わっているので別の科になっているかも知れません。ヒラタドロムシ科になっているようです。幼虫は水中でヒラタドロムシのように生活をしているようですが、この科の昆虫はあまり生態等がよく分かっていません。

　ヒゲナガハナノミのオスが多くいるのでメスを探しに行きました。オスは5ひき以上見ました。しかし、メスが見られません。「交尾中の写真を…。」というのはあまかったようです。ときどきお会いする甲虫に詳しい方が、「ヒゲナガハナノミは4月中旬ごろから田んぼの周囲などで見られますよ。」と教えてくださいました。時期が早いとばかり思っていたのですが、遅い可能性もあります。ネット上では、「発生は5月から」とされているものが多いようですが、実際には北摂地域では4月からのようです。