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セスジスズメはスズメガ科のホウジャク亜科のガで町の中でも最もよく見かけられるスズメガです。セスジスズメの成虫は翅の模様が直線に近い筋のようになっているのと背中の2本の白い筋で他のスズメガと簡単に区別ができます。 |
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水鳥の写真を撮らせてもらおうと、池の見えるお宅を訪問したときに玄関にいたセスジスズメの成虫です。最初の写真と同様に白い壁に止まっていたので目立ちました。同じような素材の外壁に止まっているのは偶然ではないと思うのですが…? |
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幼虫はホンセンカやヤブガラシ、サツマイモ、ノブドウなどの葉を食べます。ホウセンカは小学校など町の中によく植えられています。上の写真のセスジスズメの幼虫も子供が、「3年生のホウセンカに毛虫がいてる。」と言って伝えにきたものです。見に行くと上の若齢幼虫が5本のホウセンカに3びきいました。 |
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上の写真のホウセンカの葉を食べているセスジスズメの若齢幼虫も職場の学習園にいたものです。息をするための気門の少し背中側に鮮やかな黄色の眼状紋がならんでいます。黒い体に黄色い眼状紋があるのがセスジスズメ若齢幼虫の特徴です。スズメガの幼虫にはしっぽのような尾角(びかく)があります。セスジスズメの尾角の先は真っ白です。 |
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近くのホウセンカの根元にセスジスズメの終齢幼虫もいました。色がさほど黒くないのと眼状紋が赤っぽい色をしているのが若齢との違いです。別種のように見えます。いろいろな大きさの幼虫が見られるということは、この時期には何度もセスジスズメが産卵に来ているからです。 |
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近くにヤブガラシがはえている道路を歩いていたセスジスズメ終齢の幼虫です。蛹になる場所を探しているようです。尻尾を振りながら歩いているのが印象的でした。 |
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子供が採集してきたセスジスズメの幼虫です。手と比べると大きいのがよく分かります。体の色や眼状紋から、終齢になる前の幼虫かと思います。 |
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セスジスズメの幼虫が、ホウセンカを食べているのが見つかり逮捕されて連れてこられました。毒はないと思うのですがどうしてこのように目立つ色をしているのか不思議です。 |
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「ホウセンカの下にいた。」と言ってセスジスズメの大きな幼虫が連れてこられました。そろそろ蛹になるために地面に下りる時期かなと思います。これからどうなるのか、しばらく置いてみることにしました。 |
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昨日のセスジスズメが蛹室のようなものを作っていました。繭といったほうがいいのかも知れません。これまでスズメガは単純に土の中でそのまま蛹になるものだと思っていました。 |
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10月25日に見ると蛹になっていました。26日に繭から取り出したところを写真に撮っておきました。 |
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職場の方が、「サトイモに芋虫がいました。」と言って持ってこられました。これもスズメガでセスジスズメの幼虫です。セスジスズメの幼虫はサトイモの葉も食べます。畑の害虫です。 |
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K.W.さんが家の近くにいました、とスズメガの幼虫の写真を送ってくれました。セスジスズメというガの終齢の幼虫のようです。庭や畑、草原の植物などいろいろなものを食べるので、ときどき見かけることがあります。 |
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