多数が飛ぶウメエダシャク…歳時記:季節の風

 

飛ぶウメエダシャク
2009年6月2日…大阪府池田市豊島北

 午前8時ごろ10ぴき以上のガが飛んでいる場所がありました。ガは、ウメエダシャクです。昼にもよく飛びます。このウメエダシャクの成虫が見られる時期には多数の個体が限られた範囲で飛び回っています。シャクガ科のガで名前のとおり幼虫は尺取虫(シャクトリムシ)です。幼虫は、バラ科やニシキギ科などの植物で見られます。幼虫で越冬するのでしばらく前に大きめの幼虫がいたはずなのですが気づいていませんでした。

ウメエダシャクの写真

 昼前に校区探検がありました。まだウメエダシャクがいました。朝よりは、葉などにとまっているものが多くなりました。

交尾中のウメエダシャク

 交尾をしてるものやさなぎも見られました。

ウメエダシャクの蛹

 翌3日、午前8時前に昨日の場所を通りました。昨日よりももっとたくさんのウメエダシャクが飛んでいました。まださなぎが残っていたので、しばらくはこのような光景が続くようです。

翌日のウメエダシャク
2009年6月3日…大阪府池田市豊島北