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青っぽい黄緑と黒が混じった美しいカミキリムシです。幼虫はイラクサ科のカラムシなどの茎の中で育ちます。カラムシの栽培種ラミーは大変古い時代から衣服などの繊維を採るために栽培されてきました。今も同様の目的でカラムシに含まれるラミーが栽培されています。ラミーカミキリも明治時代のころに日本にやってきた帰化昆虫だと考えられています。かつては関西に生息する昆虫でしたが、今では関東でも生息するようになりました。ラミーカミキリやカラムシを調べているととても面白い歴史が見えてきます。Wikipediaなどでカラムシを調べてみてください。 |
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上の写真は交尾中のラミーカミキリです。下の大きい方がメスで、上の小さい方がオスです。メスは大きいだけでなく、色も黄色味が強くなります。下の写真は、交尾後にカラムシの葉柄を食べているメスです。このように葉柄をかじられた葉はしおれるために見つかりやすくなります。 |
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ラミーカミキリは4月から8月ごろに見られるカミキリムシです。6月に見ることが多いようです。松本 勝さんの写真も6月の撮影でした。 |
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今年2013年は昨年多く見かけたフクラスズメの幼虫をあまり見かけません。そのためかきれいなカラムシの葉が多く残っています。ラミーカミキリを見ました。やはりなぜか6月によく見るカミキリムシです。 |
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