もう五月山のオオクワガタに会うことはないだろう、と思っていました。もちろんわずかには残っているのですが、大変な努力がなければ見ることはできないでしょう。ところが五月山でオオクワガタの撮影をされて連絡をしてくださった方がいます。びっくりしました。撮影されたM.Mat.さんのメールを一部紹介させていただきます。

　大阪府池田市の五月山に昆虫撮影に行って、昼2時頃にクヌギをよじ登っているオオクワガタを偶然見つけカメラに納めました。体長7.5センチの立派なオスでした。改めてこの地域の里山の素晴らしさを実感しました。

　「オオクワガタのメスがいます。」松本 勝さんから電話がありました。大きなクヌギの穴の中でオオクワガタのメスが樹液を吸っていました。場所から考えると逃げたものか放したものの可能性もあります。取り出してみるとこのあたりの自然の状態で見つかるオオクワガタのメスと比べて、つやがよく、一回り大きな個体でした。ダニもついていません。やはり自然のものではないのかも…？