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町の中を歩いているとゴマダラカミキリが飛んできて足下にとまりました。ゴマダラカミキリは町の中でも見かけるカミキリムシです。ほかのカミキリムシが町の中から姿を消してしまったのに、ゴマダラカミキリはどうして見られるのでしょう。 |
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松本 勝さんの家の庭の柿の木のアリ除けに巻いたペットボトルにゴマダラカミキリが飛来したそうです。こちらも町の中です。 |
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こちらは農村でのゴマダラカミキリです。とまっていたヨモギから飛び立つところです。 このようにゴマダラカミキリはさまざまな場所で見ることがあります。わたしが子どもだったころの思い出の一つに、ゴマダラカミキリの採集がありました。家の前の畑にイチジクがありました。その木の幹の下の方を探すとゴマダラカミキリがいるのです。いまだに覚えているのでうれしかったのでしょう。2011年に切られましたが池田市役所の隣の池田市立池田小学校の駐車場に大きなプラタナスが数本ありました。太い木の幹の下の方にはいくつもの穴が開いていました。ゴマダラカミキリのしわざです。ときどき成虫も見られました。もっとほかの植物でも発生をします。いろいろな植物で育つことができるので、ゴマダラカミキリは今でも見る機会が多いのでしょう。子どもにとって町の中で採集できる大きなカミキリムシはせいぜいゴマダラカミキリくらいです。捕まえた時はとてもうれしそうです。大人にとっては害虫で困った存在ですが、子どもにとっては数少ない残された自然とのふれあいの機会のようです。 |
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なぜか河川敷にゴマダラカミキリがいました。イチジクもプラタナスもないようなのですが。 |
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ゴマダラカミキリが水死していました。これは、「オス」か「メス」かで話題になりました。シロスジカミキリやミヤマカミキリでは、体よりも触角がやや短いのがメスで、1.5倍くらいあるのがオスです。しかし、ゴマダラカミキリは比べたことがありませんでした。ネットで写真をいっぱい出してみました。やはり短いものと長いものがいました。ですから、このゴマダラカミキリはメスでいいと思います。 |
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