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ヒナカマキリ

 

ヒナカマキリの写真
2011年9月10日…大阪府池田市五月山

 鳴く虫の観察をしていると、放置された植木の地上から50cmほどの葉の上にヒナカマキリがいました。これまで北摂地域でヒナカマキリを探していましたが、この大阪府池田市五月山でのヒナカマキリが初めての出会いになりました。

ヒナカマキリの写真
2011年9月12日…大阪府池田市五月山

 ヒナカマキリがすむ環境がわかったので、もう一度探しに行きました。1時間ほど探してやっと1ぴきが見つかりました。写真では大きさがわかりにくいので、500円玉とならべてみました。体長は16mmでした。

ヒナカマキリと500円玉

ヒナカマキリのオス
2011年10月30日…大阪府池田市五月山

 観察会がありました。昨日の天気予報では曇りのち雨。探さないと観察はできそうにありません。最初の15分ほどヒナカマキリを探してもらう予定にしました。さて説明をしようとしたときに足下を小さな虫が走りました。ヒナカマキリです。しかも小さくて細いのでオスのようです。探してもらうのはやめてみんなで写真を撮りました。

ヒナカマキリのオスの交尾器

 写真を撮り終えてから交尾器を確認しました。上の写真のようにヒナカマキリのオスでした。

壁についたヒナカマキリの死骸
2011年11月3日…兵庫県川辺郡猪名川町

 植物の観察をしている途中、壁にヒナカマキリの死骸がついているのに気づきました。いつもは落ち葉の上にいるのを見ることが多いヒナカマキリの死骸がなぜ壁についているのでしょう。地面からはおよそ1mほどの高さです。生き物のくらしにはわからないことがいっぱいです。

ヒナカマキリの死骸

ヒナカマキリの卵鞘
2012年1月15日…大阪府東大阪市

 大阪自然史博物館の観察会でヒナカマキリの卵鞘が木の幹についているのを教えてもらいました。上のとび出した突起がヒナカマキリの卵鞘の特徴です。卵鞘のあった場所は地上から1m少しの高さがありました。以前の壁にのぼって死んでいたメスの謎が少し解けたような気がしました。下の写真は別の卵鞘です。1年前の卵鞘かもしれません。卵から幼虫が出てしまっているようです。

ヒナカマキリの卵鞘(古い?)

ヒナカマキリの卵鞘
2012年4月7日…大阪府池田市

 ヒナカマキリの卵鞘を探しました。常緑の草の葉に産まれているのは予想外でした。

ヒナカマキリの卵鞘

葉の上のヒナカマキリ
2013年9月8日…大阪府池田市五月山

 鳴く虫の観察のついでにヒナカマキリを探しました。3びきが見つかりました。1オス、2メスです。ヒナカマキリは夜行性のような気がしました。

ヒナカマキリの写真
2014年9月7日…大阪府池田市五月山

 昨年(2013年)夜にけっこうヒナカマキリが見つかりました。今年も夜には見つかるだろうと思っていました。やはりけっこうヒナカマキリが見つかりました。

ヒナカマキリの卵のうの写真
2015年11月7日…兵庫県宝塚市

 兵庫県宝塚市のこの場所にヒナカマキリがいるとH.先生の記録にありました。どんな環境にいるのだろうと思っていました。崖の生き物の観察をしているとヒナカマキリの卵のうがついていました。ただし、今年(2015年)に産卵されたものが何かに食べられた後のようです。孵化しないと思われるので持ち帰りました。撮影は11月9日です。

ヒナカマキリの写真む
2016年9月3日…大阪府池田市五月山

 2016年秋のヒナカマキリの写真です。3日は観察会の時に撮影したものです。どちらもオスのようです。

ヒナカマキリの写真
2016年9月27日…大阪府池田市五月山
 
  ヒナカマキリの初齢幼虫の写真
2018年5月25日…岡山県産
   ヒナカマキリの初齢幼虫(1齢幼虫)が孵化しました。近くのものは生息数があまり多くないのかもしれないので岡山県のものを飼育しました。下の写真にあるように幼虫は3mmほどの大きさしかありません。
  ヒナカマキリの幼虫の写真
 
  ヒナカマキリ2齢幼虫
2018年6月6日…岡山県産
   ヒナカマキリの2齢幼虫です。少し腹部が長く伸びたような感じがします。
 
  ヒナカマキリの幼虫の写真
2018年6月20日…岡山県産
   ヒナカマキリの幼虫です。2齢か3齢です。
 
  ヒナカマキリ中齢幼虫の写真
2018年6月25日…岡山県産
   この時期、ヒナカマキリは食べ物をどんどん食べて成長していきます。

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