|
||||
|
||||
|
||||
猪名川で「つり」をしている人たちは、「モクズガニ」によく出あうそうです。 モクズガニは、おもに「かにかご」でつかまえます。猪名川の大阪府池田市あたりでは、「かにかご」の中のえさは、フナを使うとよく入るそうです。サンマなどを入れてもモクズガニは入りますので、さほど餌の種類にはこだわらないのかも知れません。釣れることもあるそうです。 モクズガニは、川の上流ほど大きいものがいます。ずっと以前に兵庫県川辺郡猪名川町六瀬の田んぼの周りの水路にいたモクズガニがあまりに大きかったので驚いたことがありました。大阪府池田市でとれるものはそれほど大きくないものが大部分です。モクズガニは時々一生を淡水の地域ですごしていると思われる場合がありますが、産卵は海で行われ、幼生期は海で過ごします。 秋から冬にかけて、海に産卵に下る時が、最もおいしいと言われています。ただし、慣れない人が料理をすると病気の原因になることがありますので、注意が必要です。 |
||||
モクズガニの雌雄の区別…カニのオスとメスの区別 |
||||
|
||||
むかって右がモクズガニのオス、左がメスです。カニの雌雄は腹部の「ふんどし」の部分を見ると簡単に区別ができます。これはモクズガニに限らず、サワガニやズワイガニなどでも同じです。モクズガニのメスには「もくず(藻の屑)」にあたる部分があまり見られません。 |
||||
|
||||
2010年11月17日、大阪府池田市の猪名川につけてあったかにかごを持って帰ってもらいました。11月15日に餌にサンマを入れて川につけたものです。中には、モクズガニが1ぴきとミシシッピアカミミガメが1ぴき入っていました。以前は10ぴき以上もモクズガニが入ったもので業者もとりに来たものですが最近は少なくなりました。 |
||||
|
||||
21日にまたかにかごを上げました。4ひきのモクズガニが入っていました。1ぴきのメスと3びきのオスでした。 |
||||
|
||||
大きなモクズガニのオスがカニかごに入りました。これだけ大きなものはめったに入りません。上流の地域から産卵のために下ってきたのでしょう。 |
||||
|
||||
この日入っていたモクズガニは大きなオスが1ぴきとメスが3びきでした。おまけに52cmもあるナマズも入っていました。11月17日に猪名川につけて20日にあげました。餌にはスーパーで売っていた生のサンマを切って使いました。 |
||||
|
||||
2018年10月27日…兵庫県川西市小花 |
||||
モクズガニのメスの写真です。10月でこの場所でこの大きさのものがいるのは、そろそろ川を下っているのかなと思いました。 | ||||
2018年10月27日…兵庫県川西市小花 |
||||
ふだんはザリガニの尾にあたる部分で見えません。開くと真ん中付近に一対の穴のようなものが見えます。これがモクズガニ(カニ)の生殖器です。 | ||||
|
||||
2019年2月9日…大阪府池田市(飼育-静岡県産) |
||||
モクズガニを飼育していると小さなものは夜明けごろ水面近くにいました。水面の食べ物も探している可能性があります。 | ||||
|
||||
2019年1月30日…大阪府池田市(飼育-静岡県産) |
||||
そろそろモクズガニの幼体(小さなカニ)が川を上る時期かなと思っていました。ちょうど静岡県のものを譲っていただけました。けっこう大きさに差があります。小さなモクズガニの甲羅は1cmもありませんでした。譲っていただいた方の話からやはり川に上り始めていると感じました。 | ||||
2019年1月30日…大阪府池田市(飼育-静岡県産) |
||||
|
||||
2018年6月27日…大阪府池田市桃園 |
||||
子ども達と水生生物の観察会をしていました。何頭かモクズガニがいました。上のモクズガニは空きに見かける小さめのものとさほど大きさが変わりません。 | ||||
2018年6月27日…大阪府池田市桃園 |
||||
上下のモクズガニの写真はその上の写真と同じ時期に同じ場所で見つけたものです。全く大きさが違います。 | ||||
2018年6月27日…大阪府池田市桃園 |
||||