猪名川流域の鳥

バン

(クイナ科)


 1年中見ることができる。

2006年12月からの記録

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バンの写真
2007年2月17日…大阪府池田市

水辺に向かって歩くバン
2007年1月7日…大阪府池田市

 ドバトの頭のようなものが草の中から見えました。一回り小さいようなのでよく見るとバンの頭でした。水辺に向かって歩き始めました。バンはくちばしの辺りが赤いのが特徴ですが冬の間は写真のように個体差もありますが赤い部分はあまり目立たなくなります。

 いつもの場所からバンが出てきました。体の横に見える白い線もよく目立ちますが、くちばしの先が黄色いのとおしりの白い部分も特徴です。

バンの特徴…白い部分
2007年1月28日…大阪府池田市

2羽で行動するバン
2007年2月17日…大阪府池田市

 2羽でバンが餌を食べていました。水際や水中のものを食べていました。時々陸に上がって草を食べていました。

 ずっとこの2羽はいっしょに行動をしていました。つがいなのでしょう。

サクラ舞い散る下で羽づくろいをするバン
2009年4月11日…大阪府豊中市服部

 ソメイヨシノの花びらが舞い散る下で、バンが泳いだり、羽づくろいをしたり、餌を食べたりしていました。バンの嘴の赤と黄色が鮮やかでした。

サクラの花びらの中を泳ぐバン

バンの親鳥と雛
2009年7月12日…大阪府豊中市服部

 大阪周辺の鳥の情報が詳しいホームページを見ていると、「バンが服部緑地で子育てをしている。」というのがありました。7月5日でまだ雛は泳げないようでした。服部緑地でバンのいる場所はわかります。

 早速見に行きました。いました。もう雛鳥は親鳥の後ろについて泳げるようになっていました。

親鳥について泳ぐバンの雛

親鳥から餌をもらうバンの雛

 まだ、餌は親のバンからもらうことが多いようでした。何度か親にもらっているのを見ました。

3羽のバンの雛

 いつも観察をしている人たちの話では、「はじめは雛が7羽いた。昨日は6羽になった。今見ると5羽になっている。今日もヘビが来て襲っていた。」ということでした。生きていくことは大変です。

 ところでバンの足には足ひれがありません。雛の写真のように、足ひれもないのによく泳げるものだと思います。