ニホンイタチ(ホンドイタチ)

 

ニホンイタチ(ホンドイタチ)の写真
2010年10月24日…兵庫県三田市

 

 上の写真は、兵庫県三田市に設置していた自動撮影のカメラに写ったほ乳類です。写真を見たとたん、「これがホンドイタチなのだ。」と思いました。これまでホンドイタチとチョウセンイタチは写真では区別ができないものだと思っていました。同じ向きに走っているチョウセンイタチの写真を探しました。下の写真です。

走るチョウセンイタチ
2006年9月1日…大阪府池田市桃園

 走っているので被写体ぶれを起こしていますが、比べると明らかな違いがいくつもあります。

 

ニホンイタチ(ホンドイタチ)
チョウセンイタチ

尾の長さ

胴の長さよりもずっと短い。

胴の長さと同じくらい。

体の色

黄土色っぽい茶色

濃い茶色

頭部から首の下の白い部分

明らかに白い部分が見られる。

うっすらと白い毛が見えるか、ほとんど白い部分は目立たない。

 動物の専門家でもないものが勝手な区別の方法を書いてみました。両方の種類を調べておられる方がおられましたら意見をください。

 大阪自然史博物館の方に聞いてみました。

「画像拝見しました。画像だけで判断するのは難しいのですが。
尾率や色調からして、ニホンイタチっぽいと思います。」

とのことでした。

雨の中のニホンイタチ
2010年12月22日…兵庫県三田市

 雨の夜、またニホンイタチ(ホンドイタチ)と思われる動物が自動撮影のカメラに写りました。やはりチョウセンイタチとは異なっています。