(動画もあります。) |
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オスを背負ったニホンヒキガエルが水辺にたどり着きました。このような状態を抱接(ほうせつ)といいます。わたしはずっと産卵前のヒキガエルは水際の陸上にいるものだと思っていました。しかし、ほとんど陸上でヒキガエルを見ることがありません。 水辺に来た上のヒキガエルは…。 上の写真をクリックすると大きな画像になります。 |
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そのまま水の中に入っていきます。 |
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水の中を見るとニホンヒキガエルが歩いています。上の写真はメスの上にオスが乗ったまま歩いています。このようにしながら産卵のときを待っているようです。 クリックすると水の中を歩くニホンヒキガエルの動画を見ることができます。(クリックしてください。wmv形式の動画です。メディアプレーヤーで見ることができます。) |
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ニホンヒキガエルのオスが水中を歩いています。ほかのヒキガエルがいると近寄ってメスかどうか確かめているようです。水中にはこのように歩き回っているヒキガエルがたくさんいます。オスどうしが出会うとこぜりあいになることもあります。オスのヒキガエルが上にオスを乗せている2ひきのヒキガエルに出会うと水中から、「クゥ。」という鳴き声が聞こえることがあります。上に乗っているオスのヒキガエルが嫌がって鳴いているのだろうと思います。 |
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もちろんときどき呼吸をしに頭を出します。あまり上手な息つぎには見えません。 |
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しばらく浮いているニホンヒキガエルもいます。 ある程度の広さのあるニホンヒキガエルの産卵場所ではこのようにして産卵の時刻までは過ごしているようです。ただし、狭い場所に集まった場合はおたがいに興奮した状態が続くので、わたしの観察場所でのようなことは起きないと思います。 |
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何かの拍子でヒキガエルがヒキガエルを食べることが起きるようです。上の写真は水辺で暴れるような音がした後の水中での様子です。口の中に入っているのはヒキガエルのようです。 |
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このようにして一夜が過ぎると、池にはニホンヒキガエルの卵が残されます。 |
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次の日、池に近づくと大きなメスのニホンヒキガエルが見えました。山に帰るようです。お腹がへっこみました。周囲を見ると3びきのオスが山に向かって歩いていました。水辺には3びきのヒキガエルが頭を水面から出していました。半径2mほどの範囲の中に少なくとも7ひきのヒキガエルがいます。小さな集団になって山に帰ることが多いようです。 |
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雨が降っているのになかなか見つかりません。気温が5〜6℃くらいあるかないかなので動きにくいのかもしれません。「クゥ、クゥ。」という鳴き声がしました。「こんなに小さな声で鳴くのかな。」と思いながら、そっと近づいていきました。いました。ニホンヒキガエルが3びきも集まっています。1ぴきのメスと2ひきのオスです。ヒキガエルの鳴き声を初めて聞きました。繁殖期にメスが上にオスを乗せているのも初めて見ました。 上の写真をクリックすると大きな画像になります。 |
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最近見たヒキガエルのお腹はぺっちゃんこでした。越冬中に痩(や)せたのでしょう。しかし、今日のメスのお腹はちゃんとふくらんでいました。 |
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天気がよく暖かい一日でした。先日の3月6日は池の水が濁っていたので産卵が終わったのかどうかをきちんと確認することができませんでした。産卵はまだ行われていませんでした。この冬は例年にない寒さが続きました。1週間は産卵の時期が遅れているのでしょう。上の写真は体を持ち上げて跳ぼうとするヒキガエルです。 写真をクリックすると大きな画像を見ることができます。 |
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3月8日は枯れ葉が覆った山の細い道を横切っているところを見つけました。2度同じ場所を通ったのにこのヒキガエルに気づきませんでした。置いた荷物を取りに返ってヒキガエルがいるのに気づきました。警戒しているのか、体を低くして地面に張りつくようにしていました。晴れていたのでこのような日の昼間に移動をするヒキガエルに出会うとは思いませんでした。 |
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2012年3月6日、兵庫県の猪名川町で冬眠から覚めたニホンヒキガエルに出会いました。昨年2011年のこの時期もヒキガエルを探したのですが1ぴきも見つけることができませんでした。 |
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