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ミカドトックリバチ(トックリバチ)
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2011年10月10日…大阪府池田市伏尾町
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農道を歩いているとミカドトックリバチいわゆるトックリバチが泥をくわえて飛んでいるのに気づきました。写真で見ると口と前脚で泥を持っているようです。行き先を見ているとすぐ近くにとまりました。地面から10cm少しの場所に作りかけの巣がありました。とまるとすぐに作業の続きを始めました。右上の湿った色をしている場所が今作った部分です。すぐに乾いてふつうの白っぽい色になりました。
上の写真をクリックすると大きな画像になります。
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近くでオオカマキリが交尾をしていました。そちらを何時間も見ていたために巣が完成してしまっていました。巣を作っている場面を見つけたのは午前11時57分、完成に気づいたのは午後3時54糞でした。巣の入口は開いています。まだ幼虫の食べ物でいっぱいになってはいません。
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2011年10月11日…大阪府池田市伏尾町
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翌日ミカドトックリバチの巣を見に行きました。幼虫を入れるところを見たかったからです。しかし、1時間たっても戻ってきません。めったに幼虫は見つからないのでしょう。その後続けて観察をしたかったのですが草刈があって巣は見つかりませんでした。
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2011年10月18日…大阪府池田市伏尾町
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ミカドトックリバチの巣がありました。入口は泥でふさがれています。中は空っぽでした。
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2013年7月21日…兵庫県宝塚市きずきの森
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ヒメジョオンの茎にミカドトックリバチの巣がありました。どこにも穴が開いていません。
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2013年7月21日…大阪府池田市(きずきの森産)
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巣の中にはガの幼虫が運ばれていて、ハチの卵は天井からぶら下げられているらしいという説明をしていると、「ぜひ見てみたい。」という声が出ました。しかし、相当慎重にしないとハチを殺してしまいます。巣の作り方などを知っているわたしが持って帰って、中のようすをみんなに見てもらうことになりました。筆とピンセット、カッターナイフなどを使って開きました。
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ミカドトックリバチは蛹になっていました。巣の下にゴミをためて、蛹はうすい繭の中にいました。羽化までにさほど日数はかかりそうにありません。
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2013年7月23日…大阪府池田市(きずきの森産)
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23日朝、ミカドトックリバチの蛹の色が黒ずんできました。夜になると、黒い模様がはっきりとしていました。明日には羽化なのかもしれません。
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2013年7月26日…大阪府池田市(きずきの森産)
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7月26日午前5時、ミカドトックリバチを見ると羽化は終わっていました。蛹が黒くなってから羽化するまでに少し時間がかかりました。あの狭い場所で翅がのびるのかな、と思っていましたが、もうのびていました。
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2013年7月27日…大阪府池田市(きずきの森産)
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羽化の翌日27日に泥の壁に穴をあけて外に出ました。壁に穴をあけるようすを見たいと思って気をつけていたのですが、たった30分間目を離した間に脱出は終わっていました。堅そうな壁に見えたのですが…。
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ミカドトックリバチが脱出した穴です。
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