|
|||||
|
|||||
|
|||||
猪名川河川敷を歩いているとよくショウリョウバッタがいます。特にメスは昆虫の体のつくりの観察に向いています。 |
|||||
|
|||||
ショウリョウバッタのオスとメスです。下の大きいほうがメスで、上の小さいのがオスです。 |
|||||
|
|||||
ショウリョウバッタの交尾です。時には多数のオスが集まっていることもあります。 |
|||||
|
|||||
草原で生き物を探していると、葉にひからびたショウリョウバッタがついていました。見ると周囲にはこのような死骸が10ぴき以上ありました。メスのものもあります。なぜ…?と思っても訳がわかりません。ほかの昆虫はいるので農薬ではないと思うのですが…。気持ちが悪いので、草原から出ました。調べてみると、「エントモファガ・グリリという糸状菌」が原因で起きているようです。これにやられると、草に上って死んでいくそうです。不思議な菌もいるものです。 |
|||||
|
|||||
今年2013年、初めてショウリョウバッタを見ました。このころに孵化するようです。さて、上の写真のどこに1齢のショウリョウバッタがいるでしょう。動かなければ横を歩いても気づかないでしょう。 |
|||||
|
|||||
今日はショウリョウバッタのメスは羽化したてのものや幼虫しか見られませんでした。大きなメスは体のつくりを知るのにとても便利です。昨日写真を撮っておいたものをのせておきます。大きな複眼の右前に小さな点がひとつ、正面の中心辺りにひとつ単眼があります。反対の複眼の前にもあるので単眼は全部で3つあります。 |
|||||
|
|||||
ショウリョウバッタのメスの胸部と腹部の境目の写真です。中央に穴がありますがこれが耳です。その左下のところにかすかに赤っぽくなった場所があるのですがそこにもごく小さな穴があります。これが気門です。気門は腹部の節ごとにひとつずつあります。 |
|||||
|
|||||
昆虫の単眼が3つ、複眼が2つあるのがよくわかるのはセミです。ニイニイゼミの写真です。赤いのが単眼です。これを参考にほかの昆虫でも調べてみてください。 |
|||||