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このフキバッタは北摂地域の山の中でふつうに見かけます。見かけるのはふつうですが、分類では迷います。ひとまずこの地域に生息するフキバッタのなかまは、「オマガリフキバッタ」とされているので、ここではオマガリフキバッタとしています。交尾器の確認は行っていませんので、誤っている場合があるかもしれません。確実にわかるまでは観察会の説明では、「フキバッタのなかま」という表現の方がいいのかもわかりません。 ※後に博物館の方に教えていただいた区別の仕方があります。上の写真はオマガリフキバッタです。 |
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山に行くと、またフキバッタのなかまと目があいました。「オマガリフキバッタだね。」と聞くのですが答えてくれません。連れて帰りましたが、同定できる資料は見つかりませんでした。最後の手段で博物館にお願いすることにしました。しばらくお待ちください。 |
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11月になりました。やはりフキバッタはふつうにいます。上のフキバッタはオマガリフキバッタで間違いないそうです。大阪府池田市周辺ではフキバッタは2種類しかいないそうです。大阪市立自然史博物館の方に教えていただきました。ありがとうございました。次のように判断するそうです。
大阪府池田市周辺にはヤマトフキバッタとオマガリフキバッタが分布して いるそうです。 11月7日の写真は、翅(はね)の短いこと、胸部が角張って見えることからほぼオマガリフキバッタではないかという話でした。前者(ヤマトフキバッタ)では翅が左右で重なるくらい比較的長くなり、胸部も写真ほど角張っておらず、全体的に丸っこい印象だそうです。 ♂の交尾器を比べればより確実に判断できるそうです。 |
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