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翅の模様が変わるチョウ…キタキチョウ(キチョウ)

キチョウとヒメオドリコソウ
2011年4月17日…大阪府池田市東山町

 キチョウの分類が変わりました。北摂地域にすむキチョウは和名がキタキチョウとされました。これまでのキチョウという名前のつくチョウは八重山等に生息します。以前からの説明はキタキチョウがキチョウになっています。

 キチョウがヒメオドリコソウで吸蜜をしていました。キチョウは成虫で越冬をするため、春早くから姿を見せます。季節によって翅の模様が変わっていきます。

カンサイタンポポとキチョウ
2011年4月2日…大阪府池田市東山町

 2011年4月2日、キチョウがカンサイタンポポで吸蜜していました。冬の暖かい日にもキチョウの姿を見ることがあります。

オオイヌノフグリで吸蜜するキチョウ
2012年4月2日…大阪府池田市東山町

 越冬後のキチョウがオオイヌノフグリで吸蜜していました。成虫越冬後にはいろいろな種類の花で吸蜜するようです。

ミチタネツケバナで吸蜜するキチョウ
2012年4月9日…大阪府池田市伏尾町

 この春も越冬したキチョウはいろいろな花で吸蜜をしていました。ヒメオドリコソウやカンサイタンポポ、オオイヌノフグリでの吸蜜を見ました。この日はミチタネツケバナでも吸蜜していました。

交尾行動をするキチョウ

 カンサイタンポポで吸蜜中のキチョウのメスにオスが近づいて求愛をしていました。しかし、メスは拒否しているようです。交尾済みの雰囲気です。何度か試みていましたが、交尾は成立しませんでした。しかし、この時期にも越冬後のキチョウは交尾をするように感じさせる光景でした。

ムラサキサギゴケで吸蜜するキタキチョウ
2012年5月7日…兵庫県宝塚市

 ムラサキサギゴケでキタキチョウが吸蜜していました。

センダングサで吸蜜するキタキチョウ
2012年10月8日…大阪府池田市吉田町

 キタキチョウがセンダングサのなかまの花で吸蜜していました。秋らしい光景です。

羽化直後のキタキチョウの写真
2016年10月12日…大阪府池田市緑丘

 メドハギに羽化直後のキタキチョウ(以前からキチョウとよばれていたものです)がとまっていました。下に羽化殻があります。