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ギフチョウの産卵
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2007年4月21日…兵庫県宝塚市
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ギフチョウが産卵をしています。産卵をするのは今年出たばかりのカンアオイの新しい葉です。北摂地域には、幼虫がヒメカンアオイを食べる地域とミヤコカンアオイを食べる地域があります。ここ兵庫県宝塚市は幼虫がヒメカンアオイを食べています。猪名川近くでわかれているようで、東ではミヤコカンアオイを、西ではヒメカンアオイを食べる地域が多いようです。境目の地域ではほとんどギフチョウが見られません。
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産卵(さんらん)
産卵のようすをを写真でご覧ください。
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産卵直後のギフチョウの卵
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ギフチョウの卵は美しい緑色をしています。真珠のような輝きです。アゲハチョウの卵が緑になっていくつもがいっしょに産卵されていると考えるとわかりやすいと思います。
この卵は10卵あります。このように集めて産卵されますが、この地域ではもう少し多くの卵が一か所に産卵されることが多いようです。写真を撮るのに近づいたので途中でやめた可能性があります。
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産卵風景
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林床で産卵するギフチョウ。
このような明るい林床はヒメカンアオイがよく育ち、産卵にくるギフチョウも多く見かけます。
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下のまるい葉が食草のヒメカンアオイです。古い葉には産卵しません。
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左の写真のように、よく刈られた林は林床部まで日光が届きます。ギフチョウの幼虫の食草のカンアオイ類はこのような環境でよく育ちます。このような林があることがギフチョウの生息地の環境要因の一つです。(要因は地域によって異なる場合があります。説明は兵庫県宝塚市周辺に生息するギフチョウに関するものです。)
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2012年4月24日…京都府京都市西京区小塩山
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ギフチョウが産卵場所を探しています。兵庫県宝塚市ではヒメカンアオイに産卵します。ここ小塩山ではミヤコアオイに産卵します。
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‖ 吸蜜‖産卵‖休息・日向ぼっこ‖卵から幼虫へ‖
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