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ダイミョウセセリ
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セセリチョウ科のチョウで北摂地域では、おもに山地で見られます。北摂地域のものも下の写真のように後翅に白い帯の模様があり、関西型とよばれています。
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近くにヤマノイモがありました。ダイミョウセセリの幼虫はヤマノイモ科のヤマノイモやオニドコロなどの葉を食べます。幼虫が葉を折りたたんで巣をつくるのでよく目立ちます。
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大きくヤマノイモの葉が折りたたまれているものがありました。上の写真です。終齢幼虫がいるかもしれません。葉を開いてみました。
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中にあったのはダイミョウセセリの空になった蛹の殻でした。すぐ下に小さく折りたたんだ葉もありました。下の写真です。
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小さく折りたたまれ、その周囲の葉が食べられています。このような折りたたんだ葉にはダイミョウセセリの若齢幼虫が見られます。
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ヤマノイモの葉を開くと上の写真のような数mmのダイミョウセセリの幼虫がいました。
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2010年10月16日…兵庫県川西市多田院
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兵庫県川西市多田院にある芋生川ぞいのヤマノイモの葉が大きく折りたたまれていました。ダイミョウセセリの蛹かも知れません。
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開くと大きなダイミョウセセリの幼虫がいました。終齢です。北摂地域では年3化(1年に3回成虫になる時期があること)のようなので、すでに3度目の成虫になる時期、8月の下旬前後を過ぎています。このダイミョウセセリの終齢幼虫は葉が枯れるころには地面に下りて幼虫のまま落ち葉などの中で冬を越します。成虫になるのは、来年の5月ごろです。
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