北摂の生き物 フィールドノート 植物一般編
アカバナ科マツヨイグサ属
コマツヨイグサの花の写真です。北アメリカ原産の帰化植物です。写真では大きく見えますが、ほかの黄色の花を咲かせるマツヨイグサのなかまでは花が小さい方なのでコマツヨイグサという名前がついたそうです。
コマツヨイグサの特徴は茎が地面をはうように伸びていくことです。数10cmも伸びていきます。
上のコマツヨイグサは地面をはっています。ほかの植物がないとこのようなのび方になります。 下の花が終わったものは赤みを帯びています。ただし、ほかのマツヨイグサのなかまも花がしぼむと赤みを帯びるものがありますのでこれだけではほかの種類とは区別ができません。 写真によって葉の形が違います。少し鋸歯(きょし…葉の周囲のぎざぎざのことです)が見える程度のものから、深い切れ込みの多い葉まで見られます。